こんにちは
お読みくださってありがとうございます。

料理研究家 土井善晴さんのインタビュー

記事の続きを読んで考えたこと。

『料理には他者を思う、思いやりがおのず

から入ってくる』

外食では肉ばかりの人も自分で料理をすると
肉だけじゃだめだと思う。

それが料理する手の仕事の不思議な力と話し

ておられる。

確かに、今日は何もないから、肉焼いてご飯

に乗せておしまいと思っていても、料理する

うちに添える野菜を探していたりする。

自分のためにやってもそうなのだから、家族

や大切な人のためならなおさら。

『料理をする、すでに愛している。料理を

食べる、すでに愛されている』という言葉。

自分のために料理をするのだって、自分を

大事にすることなのだ。

『現代の日本人は食べることでストレスを

解消している』

耳が痛い。

ストレス解消のためとなると、空腹かどうか

を無視して、気持ちが満足するまで食べる。

快さを求めるので甘さや脂、塩など強烈な味

を好みがちになる。

『和食は、おいしさに依存していない』

『味に依存せず、変化を楽しむ』

和食のおいしさは人工的な味付けではなく、
例えば同じ野菜でもちがう方法で料理して、
その変化を楽しむという。

それはそれで高度な気がするけれど、お店の

味を再現するのでなく、家族や自分を満たせ

ば、それでいいのだ。

 

食べることでストレス解消していませんか「料理をしてください」と土井善晴さん 編集長インタビュー「土井善晴さんと食を考える」(下)