手術後6日目(入院11日目)
5月23日
AM6:00 検温36.5度
術後からずっと続いてた発熱が、やっと治まりました。
今日は日曜日。
AM9:30からのシャワーと食事時間以外は、何にも予定がありませんでした。
歩行器共に、病院内をリハビリ歩行することにしました。日曜日の病院は外来患者もいないので、人混みを気にせず散策出きる日です。
点滴のスタンドを引きずりながら歩いている、
ご年配紳士
「五月晴れですね」
スマホで写真を撮っていると、そう、声をかけて来てくれました。
ねね「少し、蒸し暑いですかね?」
ご年配紳士「いやぁ~、私みたいに長く入院していると、外の空気はとても清々しものです。」
手術当日を思い出して、8階の病室から5階の手術室まで、記憶を辿りながら歩いてみました。
8階のエレベーターに乗り、5階に降りてしばらく廊下を進みます。やはり日曜日の病院は、とても静かなものです。
あの時、看護士さんは、
「ここが院内学級です」「ここが図書館です」と、まるでバスガイドさんのように案内をしながら、手術室まで歩いていたのを記憶してます。
私の緊張を和らげてくれる気遣いだったんだぁ
《手術当日の記憶》
看護士さん「ここが小児科病棟です」
ガラス扉に張り付くように、2歳にも満たないぐらいの、小さな子供さんが、こちらを見て立っていました。
両手に包帯をぐるぐるに巻かれて、その両手でガラス扉をコツコツと叩いていたので、一緒にいた旦那殿が小さく手を降りました。
旦那殿「いたたまれないね」
旦那との会話を思い出しながら、立ち止まった
小児科病棟のガラス扉の前。
そこには誰も立っていませんでした。
もう少し歩いていくと、手術室入り口前まで来ましたが、この景色を覚えてませんでした。
初めて来た所に思えました。
手術を待っていると思われる女性が1人、腰かけてました。何かとても思い詰めた表情でした。
日曜日の静かな病院内の出来事でした。
さてさて、部屋に戻ってラグビー決勝戦を観るとしますか
あっ!
「ポツンと一軒家」も忘れずにね