沖縄の茶樓雨香さん主催によるお茶会に参加してきました。

 

お茶受けも沖縄ならではのお菓子や手作り品など、盛りだくさんで。

 

左は、自家製のサツマイモ餡がはいった湯圓(タンユェン)、左上は沖縄郷土菓子の胡麻菓子(ぎっしりつまった黒ごまとピーナツ最高!)、その下は半分食べちゃったけど(^^;)ちんすこう。

このちんすこうも中国茶にあうものをとかなりの数を食べ比べ、チョイスされたそうです。

うん!今まで頂いた中でも最上位のさくほろ。←ラード100%が肝だそうで。

まるでお上等なショートブレッドのよう~。ベル

 

 

 

手作りのパインアイス、ペカンナッツのキャラメリゼ添え。

酸味とアイスクリームの脂肪分が、これもまたとっても中国茶にあいました。

 

そういえば、エコ茶会のときに茶樓雨香さんで購入してきたお菓子類が皆美味だったのを思い出しました~。

今年も忘れず買ってこようっと。🎵

 

お茶類は、(おそらく)潮州磁器の蓋椀を両手使いの二刀流で淹れていかれました。+もう一つ蓋椀。

 

最初は、ハーグーラオという鳳凰単叢。

蘭花幽香(らんかゆうこう)を放つという、幽玄華麗な花香。

大変柔らかな香りですが、ボディがすごくパワフル。

 

 

 

「蓋椀の蓋の香りを嗅ぐときは、ふちっこのところを嗅ぐと、よく香りますよ。最後までお茶に浸っていた部分なので。」

なるほど、クンクン。。。。

 

2番目は、山韻が大きすぎるので、花香が隠れちゃう~あせると潮州のお店の方にすすめられたという

古樹の大質山 母樹単株 黄枝香2024春。

「僕、山韻って、よくわからんのですよ。このお茶で山韻がわからなければ、諦めろといわれました~あせる

と正直に告白された茶楼雨香さん。(^^;) ← はい、私もわかっているとは到底いえません。

このお茶は、ホントの単株(1本の木からだけから採取された茶葉で作られている)とのこと。

でも単株は透明感はあるけど、ブレンドタイプの多重奏フレーバーの複雑さに欠けるので、現地ではあまり好まれない傾向にあるとか。なるほど。

 

花香、これでないのか?しっかりあるように思えました。

肝心の山韻は~山韻は~あせる ← 茶気がどえらくでかかったんです。これに類似するのか?

 

3番目は、武夷山岩茶の黄観音。

香ばしい旨みある干し葉の香り。

苦渋みもがっしり。

綺羅綺羅キラキラした華やかさがあるというわけではないけど、落ち着きがあってお上品です。

岩茶にあると言われる岩韻は、スコールの後の岩の香りに似ているそうです。← なんとなく想像がつく。(^^;)岩と雨とのダブルミネラルのせいなのでは?

 

4番目は、鳳凰単叢・烏崠山・東方紅・古樹・2023春。

沖縄の気候を生かした、茶樓雨香さん特製の亜熱帯熟成させたという単叢です。

2回の焙煎のあと、遮光、無酸素、低湿度、温度だけ上げたという方式。

茶気は中くらい。

 

ちなみにこの茶会で使われたミネラルウォーターは、サントリーの南アルプスの天然水でした。

なんでもこのお水が一番鳳凰単叢に合う! とのことです。

 

最後は皆様のリクエストにより、広東省恵州の鬼岩山で作られている岩茶を、品種は北斗。

武夷山とよく似た土質の土地で、ここ10年程で作り始めたとか。

飲んでみると、ほかのお茶より多めのお茶量(他は7g、これは10g)だったのに、北斗らしい重厚さがやや足りなかったような~?

 

本日も大変に、御ご馳走様でした~~。キラキラお茶キラキラ