妃子笑(ひししょう)とは、以前はライチの香りを着香した紅茶をよく見かけましたが、今検索してみると、果物のライチ(茘枝)の品種名として沢山でてくるようになったようです。(^^;)

 

こちらはそれらとは一線を画する、お茶友さんにいただいた由緒正しい武夷山の正山小種の流れをくむ(つまり着香でない)紅茶です。音譜

 

干し葉はこんな感じです。

ぷんと香る甘い果香~。

 

 

淹れてみました。

 

 

口にしてみると。

おおっ~、甘い~~🎵 それも明らかに果物の甘さです。

暗い影が甘さをそっと、支えています。

洋酒のような風味。

この果香は、ライチというよりリンゴっぽいようなやや酸味を伴う爽やかさがあります。

舌先がぴりつき、その奥の舌3分の1くらいにずどんとボディの柱がたちます。

じゅくじゅく感。

 

あ~、いいお茶だなあ~~ラブラブ

 

本日も、御ご馳走様でした~~。キラキラお茶キラキラ

 

 

 

 

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図書館で、懐かしい本をみつけました。

 

 

4冊シリーズの最終巻です。

実は私、この「モスクワへ行く」を知らなかったのです。

後で調べてみたら、第1巻が日本訳ででたのは1667年、このモスクワへ行くは1982年発刊だったそうです。

子供の頃、初めて「ハリスおばさんパリへ行く」を読んで夢中になり、当時でていた3巻はすぐ読んで、それでおしまいかとずっと思っていたのです。

 

50年代、60年代の時代、ロンドンの通いのお手伝いさんであるハリスおばさんが、ディオールのドレスを特注しにパリへでかけたり、イギリスの下院議員めざして選挙活動をしたり、ニューヨークまでお仕事がらみで男の子の父親を探しに行ったりと、大変エネルギッシュでユーモアあふれるお話なのです。

 

私が読んだときは、イラストが上田とし子さんでした。← 上の写真を妹に送ったら「イラストが違う!」と、すぐに返信がきましたね。あせる

 

そう、こちらのイラストでした。↓

 

 ← 画像お借りしております。

 

なんと、2022年に「パリへ行く」は、映画化もされているようですし、2023年12月には角川文庫からも新装版がでているようです。花火

 

映画もいいし、また、読み返してみようっと。