大事におねんねさせておいた和紅茶のひとつを飲んでみます。
尾張旭紅茶フェスティバルの会場でしか売られない手摘みの豊橋微発酵茶ゆたかみどり2022。
微発酵茶というのはゆたかみどりという品種の特性を生かして、発酵が弱めにしてある紅茶のことだそうです。
また、ゆたかみどりという品種は、免疫力を上げるエピガロカテキンという成分が多いものの、高温で淹れるとエピガロカテキンガレートによって、その効果が下がってしまうらしい。
なので免疫力アップのためには、冷茶で頂いた方がいいですよ、ということらしいですが、私は夏でも熱いお茶が好きだからなあ。
そうはいってもお薬ではありませんので、自分好みに淹れていくことにいたします。(^^;)
干し葉はこんな感じです。
クンクンしてみると、旨みの濃い香りがしてきました。
淹れてみました。
腰が引けるので推奨よりも少し短め、多めの2.5g、200㏄3分で。
発酵が浅いため、1Fのような薄い黄色い茶湯。
飲んでみます。
あ、さすがにちょっと薄めにはいりましたね。
淡く優しく柔らかく、少し青っぽさを持ちます。
白い小花が散っていく。
舌先の3分の1くらいにジリリと渋みが。
飲み干したあと、じくじくと甘みがつのっていき、それがずっと続いていきました。
余韻が長いです。
茶気は中から大よりで、なよなよした風情のわりには強めです。(^^;)
綺麗で噛んでもお口の中に触らないソフトな葉底。
本日も、御ご馳走様でした~~。