ベトナム茶の現場視察ツアー報告会と銘打ったお茶会に参加してきました。

主宰は静岡牧之原の釜煎り茶・柴本さんです。

去年の12月にベトナムの茶農家さんのオファーをうけて現地を訪ねられたそうです。

 

ハノイから車で4時間以上かけてたどりついた茶山でのようすも、スライドで見せて頂きました。

中国雲南省の西隣にある場所なので、山の中の茶樹がでかい!

でも葉っぱを拝見すると、アッサム系の中葉種のような印象でした。

 

 

こんなお茶もあります、カメリアタリエンシスの芽。

あ~、雲南茶でやはりこんなタリエンシスの芽の白茶や紅茶を頂いたことがありますね。

 

柴本さんらがベトナムに着いた日は、なんとお茶屋の経営者さんのバースディだったそうで。。。。

ベトナムでは高地にしか生えていない松と、茶畑にバイク?で通う姿のシンボルマーク付き。中々ユニーク。

 

淹れて頂いたお茶のブランドはミザムティー。

 

この日は豪勢にも茶人の神﨑悠輔氏にお茶を淹れて頂きました。キラキラ

 

お茶請け。

現地のお茶屋さん謹製の茶葉入りヌガー(右)と、柴本さんとこのシンボルのヤギさんクッキー(左)。

 

最初は、柴本さん一押しのベトナムの白毫銀針。

甘くてとろとろ、苦渋みはまったくなく、余韻も長い! 80度くらいで。

 

2番目は緑茶。←写真1番左。

香ばしさと少しの煙っぽさ。

後から甘みがつのってきました。

 

3番目は紅茶。写真真ん中。

見た目も金芽混じりの大きな葉っぱで、雲南の紅茶に似ていましたが、飲んでも味わいが近い。

日向臭さのような香りがありましたから、ひょっとしたら天日乾燥もされているのかも?

後口の甘さが長く続きました。

 

4番目は青心烏龍種で作られた烏龍茶。

写真左から3番目。茶杯から葉っぱがとびだしているやつ。(^^;)

茶底写真からもうかがえますが、揉捻がちょっと均一にできていなかったようで(もしくは原料の茶葉のおおきさが違いすぎ?)、早く開く葉とゆっくり開く葉が混じっていたようで、神崎さんいわく、とても淹れにくかったそうです。

 

後半は、淹れてが柴本さんに代わり、釜煎り茶・柴本のお茶を。

 

今年初めて作ったという、いずみ種の高発酵の烏龍茶。

ちょっと渋みが強めで、緑茶品種らしい。

新茶で飲むよりも、もっと寝かせた方がよさそうです。

柴本さんとこのお茶は全般にそういうお茶が多いです。

柴本さんの釜煎り緑茶は、3年過ぎたあたりから美味しくなるって!← 要するに賞味期限が切れてから。(^^;)

今飲むなら、こってりとしたクリームやチョコレートの🍰類と相性が良さそうでした。

 

そのあとでは、べにひかり種の高発酵烏龍茶を。

これはすっきりとして香ばしく、飲みやすいお茶でした。

 

柴本さんは沢山の品種のお茶を手がけてみえますが、1番好きな品種は?とお聞きしたら、

「べにひかりですキラキラ

との則答でした。(^^)

 

今回淹れられなかった、ベトナム烏龍茶を柴本さんが重度の炭焙煎を施したお茶も購入してきました。

 

買ってきたお茶類。音譜

さ、どの子もみんな当分ねんねするんですよ~。ぐぅぐぅ

 

本日も、御ご馳走様でした~~。キラキラお茶コーヒーキラキラ