2025年に遺族厚生年金の改正が検討されています

 

<日本経済新聞(2024年7月24日)>

厚生労働省は2025年の年金制度改正で、遺族年金の男女差を是正する。会社員などが亡くなった時に現役世代となる20〜50代の配偶者が受け取る遺族厚生年金について、男女とも5年間の有期給付にする。現在受給している人が不利益を被らないよう十分な経過措置を置く。来年の通常国会に提出する公的年金制度の改正法案に盛り込むことを目指す。

 

 

え???びっくりびっくりびっくり

 

これまで、会社員の夫が亡くなった場合に

妻が永年受け取ることができていた遺族厚生年金

 

改正後は、夫(妻)死亡時に妻(夫)が60歳未満だった場合

5年間で給付が打ち切りになるそうです

 

 

例えば、

我が家は夫が私の5歳上なのですが

夫氏が64歳で亡くなった場合(私59歳)は

5年間(私64歳まで)しか

夫氏の遺族厚生年金を受け取ることができなくなるガーン

 

 

四半世紀前の私は

「夫が働く」「妻が子育て」が一般的と思っていました

社会も会社も地域もそう考えている人が多数だった

 

夫氏は仕事的に長期出張(長い時は1年)もあり

子どもが生まれてからは

私が専業主婦になるのは必然だった

子ども2人はほぼワンオペで育てたと自負してる

 

子どもが高学年になってから少しずつ働き始めたけれど、

学校行事や子どもの体調などに考慮した働き方では

自分の年金受給額なんて微々たるものしか増えない

 

夫婦で協力し

私が専業して育児や介護することで生活を守り、

夫が会社で働くことで金銭的に家庭を支えてきた

 

それゆえの、専業主婦だったのにショボーン

 

夫婦で協力していたはずなのに

夫が仕事して払い続けた厚生年金は

夫を支えてきた妻が受け取る権利はないの?

 

 

 

遺族厚生年金があると思って

人生設計してきたアラフォー/アラフィフ専業主婦は

沢山いると思います

 

今からアラフィフが10年ほど働いて

年金がどれだけ増額になるというのか。。。

 

育児・介護・家族に捧げてきた人生もあるのにねショボーン

 

年金は現行制度で受け取るわけではないと

理解していましたが、こんなに改悪するとは。。。

ショックです

 

 

 

※2025年の改正で段階を経て見直すようです

 改正点は他にも色々あります

 私の理解不足の点もあるかもしれません

 改正内容の詳細は各自でご確認お願いします