妹のお墓参りに行った。

いつものお花屋さんが今日は休みで
いつものように可愛いお花にならなくて
ごめんね

でも今月も逢いに来れてよかった


帰りに実家に寄って掃除をした

棚の奥のたくさんのホコリをかぶった
いらないものをどんどんゴミ袋に捨てていく
途中でふたつの封筒を見つけた


「ポストカプセル」


私のと妹の二通



投函してから16年後のさらに14年後、実に30年後に
「ポストカプセル」を受け取ったことになる

お母さんはどうして、こんなものが送ってきたよって
私達に教えてくれなかったのだろう

今となってはわからない


数年に一回、あれどうなったのだろうとは思っていた


自分がなんと手紙に書いたかはっきり覚えていた

スティービー・ワンダーの Stay Gold

23歳の私は一枚の便せんにきれいな文字で丁寧に歌詞を書いていた


妹が自分に宛てた手紙

このまま読まずにおこうか、とも思ったが

やっぱり読んでしまった

手紙を書いたのが1995年、届くのは16年後

妹の手紙を読んで知った


その手紙が2015年に帰ってきた


20歳の妹は青春そのものだった

希望にあふれていた

未来の自分に

絶対しあわせになっていよう

またね 未来の自分

って最後締めくくってあった



姉ちゃんは涙が止まりません