木こりと妖精?~前編~
ガンッ
ガンッ
ガンッ
一定のリズムで森に響く音が聞こえる。
美穂はオノを木に打ち付けて切っていた。
だるい…趣味で始めてみた木こり、対して金になんねぇしえらいだけだなこりゃ…
「フゥーっ」
美穂は額の汗をぬぐった
木を切りながら美穂はそんな事を思っていた。
スポーン
「ありゃっ」美穂が一定のリズムで木にオノを打ち付けていると、持っていたオノが手からすっぽ抜け遠くへ飛んでしまった
チャポンッ
遠くで水の中に落ちた様な音がした。
美穂がオノが落ちたと思われる場所まで行ってみるとそこには湖が広がっていた
「うわ~無いわ~マジ無いわ~」湖を見つめながら美穂は呟いた。
「…買ったばっかなのにこりゃやってらんねぇな」美穂はチッと舌打ちをするとその場から去ろうとした
すると
パァーッ
湖のある一部分が光り出したかと思うとその光った部分から妖精らしき子がいきなり現われた!
「えっこんな事ってあるの…?」美穂は目を見開き驚いていた。
………
その出てきた妖精らしき子としばらく見つめ合う
妖精がパチっとウインクをしてきた
いいから何か喋れよw美穂はそう思った。
妖精らしき子をよく見てみると腹巻きをしている、何この子うさんくさい…美穂は冷ややかな目で見つめていた。
またしばらく沈黙が続く
いい加減なんか喋れよ…美穂はそう思ってしびれを切らした「あんたは何者なの?」と妖精らしき子に向かって聞いた。
すると「あっ私暇つぶしで妖精やってます渡辺麻友…あだ名はまゆゆと申します、好きな食べ物はピルクルです」といきなり変な自己紹介をしてきた。
いや暇つぶしで妖精って…しかもピルクル食べ物じゃねぇ…あんた馬鹿だろw
美穂は思わずプっと笑った。
でも水の上に立ってる何て事普通の人間が出来る訳無いし…美穂がそう思うと「あんた本当に妖精なの…?」ともう一度確かめてみた。
「あっ割合的には半々くらいです」
麻友が応えた
いや半々て…もうどうでもいいわw
そう呆れながら思った美穂は「この湖にオノ落ちたんだけど知らない?」と麻友に聞いた
「あっ急いで金のオノと銀のオノ取ってきます」と麻友はそう応え湖の中に急いで入っていった。
うわ…いきなりネタバラしちゃってるよ
「なにこの変な妖精…面白ろっw」美穂は呟いた
続く