コリスの恩返し~前編~
「はぁ~明日もテストか~」麻衣は溜め息をつきながら学校から帰っていった。
高校3年生の2学期、一番大切なテストなのにどうもやる気が起こらない…
「なんか良い事ないかなぁ~」麻衣は呟きながら石ころを蹴飛ばした。
するとその石ころが道の端に置いてある小さめの段ボールにコツンとあたる。
中の段ボールが小刻みに揺れだした。
何か入ってるのかな?そう思った麻衣は段ボールに近付き座り込むとジーっと見つめた。
やっぱ中に何か入ってるよね生き物?麻衣は疑問に思いながらも段ボールを開けてみた。
するとそこにはとても小さなリスがちょこんと入っていた。「うわー可愛いー♪」麻衣は思わずそのリスを抱きかかえ自分の胸元に持ってきた。
まだ赤ちゃんだよね、誰かに捨てられたのかな…?麻衣はそう思った。
すると何やらリスが苦しそうな顔をしている。
どうしたのかな?リスをよく見てみると「あっ足怪我してるじゃん」リスの足に少し切り傷が見えそこから血が出ている事に気付いた。
「こりゃ大変っ痛いよねっうちで手当てしてあげる」麻衣はそう言うと家までリスを抱き抱え走った。
「はいっこれで大丈夫♪」家に着くとリスの足に消毒液をかけて、包帯をグルグルと巻いてあげた。
リスが嬉しそうに麻衣の部屋の中を走り回る。「お前は本当に可愛いな~♪飼い主いないのかな~?」麻衣がリスを見つめながら呟くと
リスが立ち止まり首を横にかしげた。麻衣は「分からないよね~よしっじゃあ私が飼い主になってあげる」と言い「おいで♪」と手を広げた。
リスは嬉しそうに麻衣の胸元へ飛び込むと肩の上へチョコチョコよじのぼり止まった。「足怪我してんのに駄目だよ~」と麻衣も嬉しそうに言った。
「そうだなぁ…お前の名前はちっこいからコリスねっ」麻衣がコリスの頭を撫でながら言うと、リスは嬉しそうにジャンプし床に着地するとまた部屋の中を走り回った。
「あはは~気に入ってくれたんだね可愛い♪」
それから麻衣とコリスの生活が始まった。
麻衣が無事大学へと進学が決まった頃、ある日麻衣が家へ帰ってみると、家の中の何処を探してみてもコリスがいない事に気付いた。
「いつも麻衣の部屋で大人しく待っててくれてるのに…何処いっちゃったんだろう?」麻衣は疑問に思いながらコリスを心配に思った。
それから数ヶ月経ってもコリスは帰ってこなかった。
続く
高校3年生の2学期、一番大切なテストなのにどうもやる気が起こらない…
「なんか良い事ないかなぁ~」麻衣は呟きながら石ころを蹴飛ばした。
するとその石ころが道の端に置いてある小さめの段ボールにコツンとあたる。
中の段ボールが小刻みに揺れだした。
何か入ってるのかな?そう思った麻衣は段ボールに近付き座り込むとジーっと見つめた。
やっぱ中に何か入ってるよね生き物?麻衣は疑問に思いながらも段ボールを開けてみた。
するとそこにはとても小さなリスがちょこんと入っていた。「うわー可愛いー♪」麻衣は思わずそのリスを抱きかかえ自分の胸元に持ってきた。
まだ赤ちゃんだよね、誰かに捨てられたのかな…?麻衣はそう思った。
すると何やらリスが苦しそうな顔をしている。
どうしたのかな?リスをよく見てみると「あっ足怪我してるじゃん」リスの足に少し切り傷が見えそこから血が出ている事に気付いた。
「こりゃ大変っ痛いよねっうちで手当てしてあげる」麻衣はそう言うと家までリスを抱き抱え走った。
「はいっこれで大丈夫♪」家に着くとリスの足に消毒液をかけて、包帯をグルグルと巻いてあげた。
リスが嬉しそうに麻衣の部屋の中を走り回る。「お前は本当に可愛いな~♪飼い主いないのかな~?」麻衣がリスを見つめながら呟くと
リスが立ち止まり首を横にかしげた。麻衣は「分からないよね~よしっじゃあ私が飼い主になってあげる」と言い「おいで♪」と手を広げた。
リスは嬉しそうに麻衣の胸元へ飛び込むと肩の上へチョコチョコよじのぼり止まった。「足怪我してんのに駄目だよ~」と麻衣も嬉しそうに言った。
「そうだなぁ…お前の名前はちっこいからコリスねっ」麻衣がコリスの頭を撫でながら言うと、リスは嬉しそうにジャンプし床に着地するとまた部屋の中を走り回った。
「あはは~気に入ってくれたんだね可愛い♪」
それから麻衣とコリスの生活が始まった。
麻衣が無事大学へと進学が決まった頃、ある日麻衣が家へ帰ってみると、家の中の何処を探してみてもコリスがいない事に気付いた。
「いつも麻衣の部屋で大人しく待っててくれてるのに…何処いっちゃったんだろう?」麻衣は疑問に思いながらコリスを心配に思った。
それから数ヶ月経ってもコリスは帰ってこなかった。
続く