伝説の殺し屋~中編~
「眠りについたかな…?」亜樹はターゲットの家の近くに潜み家の様子を見ていた。
依頼されてから1ヵ月半が経ち亜樹はかなりの情報を掴んだ。だがターゲットは超人気お笑い芸人な為毎日のスケジュールが違う。今まで一度だけ芸能人をターゲットになった事があるが、その時は苦戦をしいられた。今回も中々苦戦している。
夏希に細かく情報を貰えばいいのだが、依頼を受けてから、一切連絡をしていない。後々もし繋がりがある事がバレた時の事を考えて、成功の連絡以外は取らない方がいいと夏希に言ったからだ。
人に情報を教えて貰い助られて成功する殺し等、美しくないし面白くもない…
自分で一から作りあげる殺人劇…それが美しく最高に楽しめるもの
それが亜樹の考え方であり、やり方だ。だから亜樹は今回も夏希からターゲットの名前しか聞いていない。
殺し率100%の実力、完璧な頭脳、冷静かつ残酷な性格…それが亜樹が闇世界で【伝説の殺し屋】と言われるゆえんだった。
ターゲットの家を見つめ亜樹は思った。もう殺してしまってもいいのだが、後少し完璧な状況を作りあげなければいけない…
「今日はひとまず帰ろう」亜樹が人目に付かぬよう足早に立ち去ろうとすると
「ねぇっ」いきなり後ろから声をかけられた
「誰…!?」亜樹は驚き振り返った。
「あっいきなり声かけて御免ねっ私明日香って言うんだけど…」明日香は申し訳なさそうにそう言うと「あなたいつもここら辺で芸能人のノロカヨの事見張ってるよね?」と続けた。
『!?』
亜樹は心の中で驚いた。
誰にも見つからずに探ってたつもりが…でも殺し屋だとバレた訳じゃないし気にする必要もないか、ここはひとまず追っかけファンと名乗っておこう…と亜樹は思うと
「えっと私ノロカヨさんの大ファンなんでつい…」と言った。
すると明日香が「なんだ~てっきり私と一緒の探偵なんだと思ってましたよっ!」と言いアハハハと笑った。
「探偵!?」亜樹が驚くと
「はいっ」明日香は頷き「2年前に戸賀崎智信さんが亡くなった事件知ってますか?」と亜樹に聞いてきた
「なんとなく…覚えてます」亜樹が応えると
「その当時は自殺って形で結局事件は終わってしまったんですが…私は犯人がいると思うんです!それがノロカヨさんです!証拠を掴もうと毎日見張っててあなたの存在に気付いたんです」と明日香が言った。
続く
依頼されてから1ヵ月半が経ち亜樹はかなりの情報を掴んだ。だがターゲットは超人気お笑い芸人な為毎日のスケジュールが違う。今まで一度だけ芸能人をターゲットになった事があるが、その時は苦戦をしいられた。今回も中々苦戦している。
夏希に細かく情報を貰えばいいのだが、依頼を受けてから、一切連絡をしていない。後々もし繋がりがある事がバレた時の事を考えて、成功の連絡以外は取らない方がいいと夏希に言ったからだ。
人に情報を教えて貰い助られて成功する殺し等、美しくないし面白くもない…
自分で一から作りあげる殺人劇…それが美しく最高に楽しめるもの
それが亜樹の考え方であり、やり方だ。だから亜樹は今回も夏希からターゲットの名前しか聞いていない。
殺し率100%の実力、完璧な頭脳、冷静かつ残酷な性格…それが亜樹が闇世界で【伝説の殺し屋】と言われるゆえんだった。
ターゲットの家を見つめ亜樹は思った。もう殺してしまってもいいのだが、後少し完璧な状況を作りあげなければいけない…
「今日はひとまず帰ろう」亜樹が人目に付かぬよう足早に立ち去ろうとすると
「ねぇっ」いきなり後ろから声をかけられた
「誰…!?」亜樹は驚き振り返った。
「あっいきなり声かけて御免ねっ私明日香って言うんだけど…」明日香は申し訳なさそうにそう言うと「あなたいつもここら辺で芸能人のノロカヨの事見張ってるよね?」と続けた。
『!?』
亜樹は心の中で驚いた。
誰にも見つからずに探ってたつもりが…でも殺し屋だとバレた訳じゃないし気にする必要もないか、ここはひとまず追っかけファンと名乗っておこう…と亜樹は思うと
「えっと私ノロカヨさんの大ファンなんでつい…」と言った。
すると明日香が「なんだ~てっきり私と一緒の探偵なんだと思ってましたよっ!」と言いアハハハと笑った。
「探偵!?」亜樹が驚くと
「はいっ」明日香は頷き「2年前に戸賀崎智信さんが亡くなった事件知ってますか?」と亜樹に聞いてきた
「なんとなく…覚えてます」亜樹が応えると
「その当時は自殺って形で結局事件は終わってしまったんですが…私は犯人がいると思うんです!それがノロカヨさんです!証拠を掴もうと毎日見張っててあなたの存在に気付いたんです」と明日香が言った。
続く