AKB学園物語6~姉妹~ | 在宅ヲタのAKB48小説~orz☆

AKB学園物語6~姉妹~

「あっ!てかそんな事より二人共なにこんな所でサボってんのもう練習とっくに始まってるんだから」優子は思い出したかのようにそう言うと二人の腕を引っ張って連れて行こうとした。


「ちょっと優子先輩痛いです~」引っ張られた腕を見て泣きそうになりながら麻友が言った「えれぴょんが宿題忘れるから遅刻…」「あぁ~っ!それは言っちゃ駄目だって」麻由が続けて言い掛けた言葉を恵令奈が遮った。

優子は立ち止まって「えれなまた忘れたの~!もうあれほど家でちゃんとしろって…」と優子はぶつぶつつぶやきながら二人をまた連れていこうとした。その時


少し前方の方で歩いている優子の後姿に向かって萌乃が廊下に響くような大きな声で「大島優子さん!私あなたみたいなスゴい選手にあえて嬉しいです!野球部見学に行ってもいいですか?」と言った。だがすぐ萌乃はつい大声を出してしまった事が恥ずかしくなって顔を赤らめた。優子は一瞬驚いてびっくりしたが振り返り「いいよっ是非見においで♪」と笑顔で応えた。恵令奈と麻友は顔を見合わせ微笑んだ。



グラウンドに着くと30人くらぃの野球部の人達が汗を流し一生懸命に練習していた。

恵令奈は急いでユニフォームに着替え優子と一緒に練習へ合流していた。萌乃と麻友はグラウンドのベンチに座っていた。萌乃はあれまゆゆは行かなくていいのかな?と麻友を不思議そうに見ているとその視線に気付いた麻友が「あっ私マネージャーだから」と言った。

「まゆゆはマネージャーなんだ」萌乃が言うと「うん本当は選手としてグラウンドにいたいんだけど」と応えた。「えっじゃあ一緒にやろうよ!やる方が絶対楽しいよ♪」と萌乃がキラキラした目で麻友に言った。麻友はゆっくり微笑んで「ありがと…でも私ね生まれつき体が弱くて」と下を向きながら言った。

えっそうなの?何かまずい事言っちゃたかな…萌乃は少し自分の言った事に反省した「激しい運動はお医者さんから止められてるの…」麻友が続けた。

「なんか御免ね」萌乃が深々と頭を下げた。「ううんいいんだこうやって大好きな野球が近くで見れる事が私幸せだから♪」麻友は笑顔で応えた。無理に作った笑顔に見えなかったので萌乃は少し安心した。

「あっねぇそういえばえれぴょんの名字って…」萌乃は結局恵令奈の名字を聞きそびれてしまったのを思い出して麻友に聞こうとした。

「あっえっとね…」麻友が答えようとした時



「ちょっとーお姉ちゃん今の打球危なかったよ可愛い妹が怪我したらどうすんの!」「何言ってんの私の妹なんだからそれくらいの打球取って当たり前でしょ!」「もっと手加減してよ!」「手加減なんかしてたら上手くなれないでしょ!」


大きな声で言い争ってる二人組の声が聞こえた。どうやら守備の練習で捕る人と打つ人が言い争ってる場面だった。


「出たうちの名物!たまにでるあの二人の姉妹喧嘩はねこの野球部の名物なの」まゆゆが笑いながらその二人組の説明した。


姉妹喧嘩が名物って…萌乃はそう思いながらそのまだ言い争いをしている姉妹をよく見た、するとそこには見覚えのある顔が…いや今さっきまでずっと見ていた顔だ



えっ?その二人を見て少しびっくりした「あの二人…姉妹だったの!?」萌乃が呟くと




「へへ~そうだよ!優子先輩とえれぴょんは姉妹なんだよ!あの二人の姉妹喧嘩を名字にちなんで(大姉妹喧嘩)っていうの」麻友はニコニコしながら言った。


別に今さっき友達になったばかりのえれぴょんに姉がいる事に驚く事はないがそれがあの(大島優子)なら別だ。

「そっか大島だったんだね名字…でもなんか羨ましいなー優子先輩が姉だなんて」萌乃がそういうと「だよね~優子先輩が姉だったら私は口喧嘩しないと思うんだけどな」と麻友が言った。




優子と恵令奈は言い争いが終わって優子はバッターボックスに恵令奈は元の守備位置に戻りまた守備練習が始まった。いつもこの二人の喧嘩は最終的に笑いで終わる。喧嘩こそたまにするが本当に仲の良い姉妹だった。




萌乃と麻友はベンチに座り練習をずっと見ていた。萌乃が視線をまゆゆに向けるとまゆゆは何やらノートに記録を付けていた。多分マネージャー業なのだろうと思い、ふと麻友の顔を見つめてみた。麻友はニコニコしながらすごく輝いた目で野球をしている皆を見ていた。


萌乃は本当に野球が好きなんだねと思ったのと同時にまゆゆにもいつか野球が出来る日がくればいいのにとも思った。




続く