仕事に慣れてきて、美容室に行き髪もサッパリして、
なにもかもが上手くいきはじめた。
引越しする先も決めた。
そんな中で、新しい気持ちで美容室を出た時だった。
急激な嘔吐。
銀座で少しブラブラして帰ろうと思っていたけれど、
すぐに帰宅した。
胃の倦怠感。
それから、嘔吐、嘔吐。
そういえば、ここ2,3日、大好きなビールを飲んでも
砂を飲んでいるように感じてた。。。
体調が悪いんだ。
でも、ふと思った。
そういえば生理が来てない。
完全に心がすれ違っていた夫との生活もこれで最後、
そんな空気が流れてて、何故か夫の方から誘われて、
最後のサヨナラのつもりでした1度きりのことが。。。。。
ま・・・・まさか・・・・・。
翌日、仕事を休んで産婦人科にかけこんだ。
「妊娠6週目ですね。」
女医さんの、たんたんとした言葉。
頭が真っ白だったと思う。
私は女医さんと看護婦さんに「どうしたの?!?!」と驚かれたほどに、
号泣してた。
しゃくりあげて、子供のように泣いた。
子供が出来たことが、本当に嬉しかった。
仕事をどうしようとか、夫とどうしようとか、
それを考える前に、子供ができたことが、
何よりも、何よりも、嬉しくて震え上がった。
病院を出てから、冷静に考え始める。。。。
仕事は辞めたくない。だけど諦めるしかないだろう。。。。
せっかく手に入れたモノだけれど。。。。。
夫とは、もう1度話し合おう。
おそらく話し合っても無駄な人間だけれど、
この子を無事に産んで、育てていくのには夫は必要だ。
本当の地獄は、これから始まるのかもしれないけれど。
そう思って、酷いつわりの中を、切り抜けて、
やっと6カ月になった。