オペラ座の怪人で、横浜へ。


横浜って、少し遠い気がして、

プライベートでは、行った事がない。

横浜を飛ばして、鎌倉とか、箱根には行楽で行った事は有るけど。


なので、四季のKAAT公演は、

なかなか足が向かなかったし、今回もパスするつもりだった。

たまたま予約サイトを覗いたら、

良席が戻されていて、ポチってしまった。

行く気も無いのに、サイトを覗く悪い癖は

相変わらず治らない。


横須賀線がブーンと加速するほど、

遠くまで連れてかれてるな、、、

と思ったけど。

KAATに着くとテンション上がった。

オペラ座の怪人は、

広島、京都劇場、キャナルシティ、

海劇場、秋劇場と観てきたが、

やはり、劇場にこのビジュアルが有るとワクワクする。


前方センターの自席は、

座席表で見るよりも、近さに驚く。

ポチって良かった。

どこのどなたか存じませんが、お戻しに感謝。


開演前の生オケの音確認で、

銘銘が馴染みのあるメロディを試していて、

テンション更に上がった。


前回のオペラ座は、

秋劇場の20年10月〜22年1月公演で2回。

20年11月に、佐野ファントム、海沼クリス、加藤ラウル。

佐野さんの迫力に圧倒された。

過去、今井さん、村さん、高井さんのファントムを観て、素晴らしいと思っていたが、

佐野さんの迫力は凄かった。

2階最前センター席から、

シャンデリアが客席頭上高く昇っていく所、

プロセニアムアーチ上のファントム、

彫像に乗って降りてくるファントムも堪能した。


21年12月は、清水ファントム、山本クリス、光田ラウル。

ファントムデビューした清水さん目的の観劇。

自分がそれまでに観てきたファントムは、

俳優さんの年齢的に父性を感じさせるイメージだったが、

若くてスラッとしたファントムが、

ラウルと張り合うのにピッタリだと思った。


本日のキャストの皆さん


オペラ座の怪人:清水大星さん

演技が素晴らしかった。

演技寄りの歌唱で、怒りや悲哀、どうしようもない気持ちが表現されていて、釘付けになった。

カーテンコールで、

前に出るよーって、合図する感じも面白い。


クリスティーヌ:藤原遙香さん

綺麗だけど、しっかり芯のあるソプラノ。

とても心に響いた。

クリスティーヌで一番好きな歌、

墓場にてを堪能した。

所で、クリスがわざわざ戻ってきて、

指輪を返しすのって、どうなん?

思い出として、持ってたら良いのに。

ファントムかわいそうに。

って毎回思う。

あ、そう思わせる演出か。


ラウル:宇都宮千織さん

今回ラウルデビューとの事で、

楽しみにしていた。

歌上手い。

真っ直ぐな子爵さまの歌声。

バケモノの子では、闇堕ちする屈折した一郎彦を演っていたそうで、一郎彦も観てみたい。


アンサンブルで、エルファバが

まだ記憶に新しい小林美沙希さんも出ていた。

主役を担う方も、別演目ではアンサンブルに徹する所、

劇団全体で、公演を作ってる感じが四季っぽくて好きだ。


シャンデリアは、客席に入った瞬間に、

地方公演バージョンか。。。

舞台上で、真っ直ぐ昇るタイプか。。。

と思った。

シャンデリアが、

ゆら〜っと客席に出てきてから

昇っていくオーヴァーチェアや

落ちる時に、客席側に降りて来て、

舞台に向かって行く感じが迫力あるので

少し残念。

専用劇場じゃないと機構の仕込みが難しいのかな。


観劇前、ただ通るだけのつもりで中華街へ。

観光客向けで高いと思っていたら、

安くて驚いた。



香港大飯店さん

スープ、生野菜、小籠包、杏仁豆腐付きの

酢豚セット。税込990円。安っ!

メインの酢豚もボリュームがあって、

かなり満腹に。

ちょっと雑に感じるご飯の盛り方はご愛嬌。


終演後、元町駅入口横のドトールに、

雨が降る直前に滑りこみ。

スタバより、ドトールの方が好み。

コーヒーカップをソーサーに載せてる所とか、

高すぎない所とか。

690円。

スタバなら、もう少しするかな。


あまり興味無いけど、

区役所にあぶない刑事の車が展示されてた。


なんやかんやと、横浜を楽しんだ。

ちょっと腰が重く、躊躇してたが、

これからは、KAAT観劇も良いなと思った。

少し遠いけど。。。