ようやくチケットが取れたジーザスのエルサレム・バージョン。

ジャポネスクと合わせて7回目,

うちエルサレムが4回目。


いくらか取りやすいかなと思い、

仕事の調整がしやすい木曜日を探し続け、

2週間前に運良く椅子取りゲームに勝てたのが

今日。

でも、よく考えたら、全日程完売の為、

取りにくさに曜日の差は関係無かったな。

たまたま、運、タイミングが良かっただけ。


自由劇場はかなりコンパクトな劇場の為、

(そのせいでチケットが少ないが)

2階の端っこでも席が空かないかなと思い

探していたら、前から2列目の上手。

凄く近い。


椅子取りゲームに負け続けていた為、

贅沢は言えないが、前過ぎるサイドって、

観にくいのでは?と心配してたが、

ジーザスはこういうセットの為、

死角が無く、観やすかった。


更に、終盤のユダのスーパースターは、

この上手脇の僅かな平地に立って歌ってくれる。

スーパースターのユダは上から降りてくると思ってたが、あれはジャポネスクだけの演出だったか?

エルサレムも久しぶりだったから忘れてた。


因みに、上手の端の列だけA席設定なのが謎。

下手にはA席ないのに。

A席を取れた方はお得だな。


キャストの皆さん


今期は、各役にデビューされる方が多く、

折角なら、昨年のジャポネスクと違う方で観て観たいと思っていたが、

これまたタイミング良く、

ほとんどがデビューの方々が多い回だった。


ジーザス:加藤迪さん

     加藤さんは、オペラ座のラウル、

     ノートルダムのフィーバスと

     自分の観劇で遭遇率高い。

     ゲッセマネの園、鳥羽立った。

     ジーザスデビューに拍手。


ユダ  :吉岡慈夢さん

     他の方のブログを拝見すると、

     ダンス畑の方らしいが、歌上手い。

     四季で歌もトレーニングしたら、

     あんなに上手くなるのかと感心。

     スーパースターの歌い終わり、

     思わず拍手をしそうになったが、

     ここはしないんですな。

     誰かに似てるとか

     言うものではないが、

     玉木宏さん似で、

     カッコいいユダだった。

     佐久間さんもカッコいいし、

     最近はカッコいい俳優さんが

     配役されますな。


マリア :守山ちひろさん

     ウィキッドのネッサローズが

     記憶に新しい。

     とても心地良い歌声。

     歌詞が明瞭に伝わってきた。


シモン   :大森瑞樹さん

     昨年観たジャパネスクでは、

     ヘロデ王だった。

     狂信者シモンのナンバー、しびれる。

     ♪とわ〜なる、え〜いこうとー♪

     を繰り返して、よく喉潰れないなと

     感動した。


ピラト :山田充人さん

     アラジンのバブカップや

     アナ雪のオラフで、

     愛嬌のある役のイメージだが、

     低音の良い声。

     ピラトは光枝さんのイメージが

     あって、年配の役かと思っていたが、

     若いピラトも迫力があった。良い。


カヤパ :金本和起さん

     こちらも低音を響かせてくれた。


ジーザスを観ると毎回思うのが、

緊迫感がある鞭打ちのシーン、

たまに鞭が舞台上の誰かに当たらないんだろうかと、心配になる。

ジーザスも引っ張り回されて、

それこそむち打ち症とか首を痛めないかとか、

ユダが飲み込まれる前、ゴロゴロと転がるの、

痛いんだろうなあとか思ってしまう。


ジャポネスクは、厳かにというか、

静かに終わるので、少し寂しい気がするが、

エルサレムは、カーテンコールで軽く踊ってくれのが良い。救われる。


とても感動した良い観劇だった。




帰りの電車、

Apple Musicで余韻に浸りながら帰った。

四季版を出してくれないかな。

35ステップスのCDで、

若かりし山祐さん、沢木さん、野村さんの

歌は聴けるが、ジーザスからは数曲だけだからなぁ。