三連休中日。

昨日までの冷たい雨に変わり、晴天のお出掛け日和。


新国立劇場小劇場で

音楽劇 不思議な国のエロスを観劇。


音楽劇とミュージカルの違いは、よく分からない。

音楽劇の方が、芝居と歌が分かれているものらしいが、あまり分からない。


朝海ひかるさん、内海啓貴さんが出るという事、

寺山修司さんが劇団四季の浅利慶太さんに

依頼され書いたが、四季では上演の機会がなかった幻の脚本という事で興味を持った。


面白かった。

あらすじは、男達に戦争を止めさせる為に、

女達がセックスストライキを起こすという話。

そこそこの下ネタを織り交ぜながらの

反戦もの。


聴きやすい歌が多く、

ラップバトルや、演歌調の歌もあり、

曲調はバラエティーに富んでいた。


朝海さんが狂言回しとして、多くの場面に登場。

アナスタシアのリリーでは、迫力ある歌を聴かせてくれたが、本作では朝海さんの歌が少なく、もっと聴きたかった。


内海啓貴さん、ソロで歌い上げてくれた。

自分が観たアナスタシアのディミトリは、海宝さんだったので、ようやく内海さんを観れた。


渡邉蒼さんは、物語のキーとなるエピソードを演じる。

ハスキーだけど、歌上手い。

お名前と写真では気付かなかったが、

歌声を聴いて、北斗の拳ミュージカルでバットを演ってた方だとすぐに気付いた。


原田優一さんは、演歌調の歌と演技で笑わせてくれた。


他のキャストの皆さんも、演技、歌が上手かった。


客席降り、客席いじりが頻繁にあり、

観ていて楽しかった。

座席は中央通路の少し後ろのセンターだったが、その通路上で演技もするし、

浅海さん、内海さん、渡邉さんらと目が合い、

また緊張した。


開演前のステージ。

この積み上げられたパイプ椅子を

劇中、上手く使って、色々な場面を創出。

布を使った演出など、演劇の魔法を感じられた。


休憩無しの2時間10分。


とても楽しめた。