今日は、マチソワで舞台を梯子。

銀座へ移動し、舌切雀。


正式なタイトルは、

「日本昔ばなし 太宰治原作

 「お伽草子」より 舞台版舌切雀」



主役の内博貴さん、松本幸大さんは、

スマイルアップのタレントさんとの事。


太宰治が狂言回しとなり、

太宰の舌切雀の物語を追っていく。


太宰治のお伽草子を知らなかった為、

「すーずーめーの、おーやーどはー、

 どーこーじゃー」の昔話を想像して、

何で今さら? ファミリー向け?

と思ってたら、違った。


調べてみたら、

太宰の原作とも、少し違う部分もあったが、


スランプに陥っていた画家が

助けた雀のお陰で、再度、描ける様になるが、

嫉妬した妻が雀を傷付けてしまう。

その後、雀たちに反省を誓い、

雀のお宿から、夫の為に大きな畳を持ち帰るが、

吹雪の道で行き倒れてしまう。

死んだ妻の愛を知り、妻の肖像画を描き続けた夫は名誉ある賞を受賞し、

今の自分があるのは、妻のおかげと言う。


片岡鶴太郎さん、萬田久子さんは、

太宰治のお伽草子が縁で結婚した現代に生きる老夫婦。

終盤、お互いに感謝を伝える。


つまり、夫婦愛の話。


休憩無しの1時間40分


お子さま連れもちらほらいらっしゃったが、

多分、自分と同様に、子供の頃に聞いた昔話と勘違いしていたんじゃないかな。

LEDパネルを使った場面転換や、

歌やダンスも少しある演出だったが、

妻に辛くあたる夫や、嫉妬にかられた妻とか、

子供には少し難しかったかも。


カーテンコールでは、

主題歌を歌う島津亜矢さんが登場。

歌怪獣の生歌を聴けた。

上手い。

ポップス調の歌で、開演前や劇中に流れた時は、

島津さんとは思えなかった。


祝花の送り主さんも豪華








劇場は、初めてのヒューリックホール。

有楽町マリオンの11階。

綺麗なホールだった。