命の次に大切なものは、、
今も旅行ガイドブックには、海外旅行中になくさない(すれられない)ようにするものとして
①パスポート(無くしたらそこで旅行終了)
②クレジットカード
が書かれていますが、時代は変わっています。
今回つくづくこれが無くなるとマジでやばくなるなぁと思ったのは、
スマホ!!!!!
もしパスポートを無くしたら、スマホで現地の領事館の連絡先を調べて連絡を取り、パスポートを再発行してもらえば良いのです。
スマホの中に、パスポートを取った時の戸籍謄本や車の免許書の写真やPDFファイルがあれば、前もってそれらをメールで送っておけば、サクサクと再発行が進みます。
もしクレジットカードをすられたら、スマホの電話が使えるなら直接クレジットカード会社に連絡することができるし、電話が使えなくてもスマホ(LINEとか)で日本にいる家族に連絡してカードを止めてもらえます。
そして、おそらく2枚以上のクレジットカードを持って行っていると思うので、予備のカードを使って旅行を継続できます。
しかし、スマホがなくなると、、、
めっちゃ面倒なことになります
2人以上なら、失くしてない人のスマホがあるのでまだショックは少ない。
しかし、1人旅だと荷物をできるだけ減らすので、領事館のことが書いてあるようなガイドブックはもっておらず(情報はすべてスマホの中)途方にくれるでしょう。
現地で新しいスマホを買えばいいって?
甘い!
たとえIDとパスワードを奇跡的に覚えていても、今どきは様々なアプリの新たなログインには、電話認証(スマホの電話に送られてくるショートメッセージ)が必要なので、その認証番号が送られてくるスマホを失った状態では、ログインできないのです。メールのログインさえも!
そして地図が使えない。電話が使えない。インターネット(日本語)が使えない現実と1人で闘わなければなりません。
私なら、30年前の1人旅の頃のように、現地の日本人に助けを乞うでしょう。日本食レストランやお寿司屋さんの前で待ち伏せするか、日本人らしき人に片っ端から声をかけていくと思います。
心優しい日本人に巡り合ったら、その人に領事館に連絡してもらい、そこへの行き方を教えてもらいます(マナーとして帰国後お礼を送る)。
何とか領事館にたどり着いたら、そこから日本に連絡してもらい、いろいろと手続きが始まります。
しかし領事館に行くにも、もうGoogle Mapは使えず、メモを片手に公共の交通機関を乗り継いでいかねばなりません。
声を大にして言いたい
もしあなたが1人で自由旅行を海外でするのなら
- スマホ2台(1台は中古や古いスマホを持っていく)
- スマホと(荷物の邪魔にならない小型)タブレット
を持っていくべき。どうしてタブレットかは後で説明します。
そして出国する前に、同じアカウントにログインして、同じ情報(ネット、メール、LINE、よく使うアプリ)をどちらのデバイスでも見える(使える)ようにしておきましょう。apple系、アンドロイド系を統一しておいた方が良いでしょう。
特に私たち世代がよく使うLINEは
①スマホのアカウントと予備スマホのアカウントのグループ
②①に日本にいる家族を加えたグループを作っておきましょう。
どちらかのスマホを失っても家族とは連絡が取れるようになりますし、家族に写真や動画を送るのも簡単になります。
あと、最近はスマホを狙う犯罪が増えています。
車の中で使っていたら、強盗が窓を割ってスマホを奪ったとか、
電車のドアが閉まる寸前にスマホを奪って電車を降りるなど。
クレジットカード社会が進み、現金を持ち歩かなくなったから、すりや強盗はお金になりやすいスマホを狙いだしたのでしょう。
iPhoneなど高級品(転売しやすい)のスマホを持っている方は、狙われやすいので特に注意してください。
かくいう私も、海外旅行に行くのだからきれいな写真や動画が撮りたくて、上位機種に機種変更した新しいiPhoneを持っていきました。
私がしたスマホ安全対策
- スマホには紐をつけて斜め掛け
悲しいかな。50過ぎると握力が落ちてくるのです。何もなくてもスマホを落としやすい。
力づくで奪ってくる人に勝つ自信はありません(きっぱり)。
海外ではスマホに紐を付けて身体にかけている人はあまり見かけませんが、スマホを失うと大変なことになる外国人旅行者、安全優先で行動することにしました。
普通は軽い合皮の紐を使っていましたが、私は治安が悪い地域(国)にいく時は、紐をさらに金属のチェーンに換えました。写真参考(用心深い性格)
紐がついて良かった点は、
①躊躇する場所でも写真が撮れる
スマホに紐がついているので、スマホを万が一落としたら戻ってこない所でも写真が取れた事。
サグラダファミリアの塔の上では柵の間からスマホを出して柵が写らない写真が撮れるなど、海上や崖の上など紐がついていなかったら躊躇する状況でも平気で写真が撮れたこと。
②「すり」をあきらめさせたはず
犯罪に巻き込まれないためには、犯罪をあきらめさせることが第一歩です。
スマホを持っていると分かっても、紐がついていたら奪うのは難しくなります。
奪うときに時間がかかると周りの人に取り押さえられる。そんなリスクを冒してまでわざわざ紐付き斜め掛けのスマホを狙うでしょうか。
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スマホはカバンのなかへ
(歩いている時に見えないようにする)
「すり」にターゲットを必要以上見せないことも大切です。現金を人前で出さないのと同じ。
私の街歩き用のバッグの外側には、前と後ろに大きなポケットがついていました。
スマホを使った後は、そのバッグの外ポケット(体とバッグの間にあるポケット)に差し込んでどんなスマホを持っているか見えないようにしていました。
どうして50代以降の2代目はミニタブレットか
理由は簡単。
- ずばり「老眼」があるから
旅の途中で急に調べ物をする必要が出てきたりします。オプショナルツアーに申込をしたり、入場券の手配をしたり。
画面が大きい方がめっちゃラクなのです。文字も簡単に大きくできるし。
写真も、同じアカウントにログインしておき、スマホで撮った写真をクラウドにバックアップするようにしておけば、どちらでも見れるので、見やすいタブレットで整理するのも簡単。
- 2台あると調べ物が便利
スマホで地図を確認しながら、ミニタブレットで説明を読んだりできます。
- ミニだと重くない(場所を取らない)
タブレットではなくてなぜミニタブレットか。
女50代には軽さも重要だから。できればタブレットは立てられるカバーを付けておいた方が良いです。
写真参考
(動画を見る時便利でした)
- 日本語の本が読みやすい
私は1か月以上海外にいたので、途中長時間フライトの時など、アマゾンで日本語の本(電子書籍)を購入してキンドルアプリで読んでいました。
ミニタブレットの方が、本が読みやすかったです。
私はiPHone15(新規購入)と古いiPad mini を持っていきました。今回めんどくさいな~と思ったのが、充電コード。
iPadだけ形が違うからです。それがなんと百均にTypeCに差し込むだけでLightning に変換するコネクターを見つけて、問題解決。写真参考
充電器、イヤホンそれにWiFiも充電はtypeCなので、余分なコードを持ち歩かなくて助かりました。
観光している時、ミニタブレットは、ホテルのスーツケースに鍵をかけて入れておきました。