尾張多賀神社に参拝しました。


ずいぶん久しぶり。


鳥居近くには、簡易な形式の魚介で人気の食堂や、五平餅屋さんがあります。

道を挟んだところにも食堂やコーヒーショップ。

ハイキングイベントの参加者も歩いていて、この辺りとしては、かなりの人出です(車社会なので、歩いている人を見るのが珍しい)。


太鼓橋を渡ると手水舎。


御神使のカニ。


さて、登ります。

小鳥が一羽、前方を横切って飛んでいきました。


思ったほど急ではありません。


着いた!

と思ったら、さらに続きます。


前に参拝したことがあるはずですが、こんな感じだったっけ?

近くの本宮神社と記憶が混じっているようです。

新鮮で楽しい。



左 本殿  中央 拝殿  右 絵馬堂


オガタマの木


この地域は昔、廻船で栄えた土地柄。

あちこちに立派な作りの寺社が残っています。

この神社も、豊かな地域で信仰を集めたことがよくわかる作りです。


御祭神は、伊弉諾命、木花咲耶姫命、大山祇命


17世紀に滋賀の多賀大社から勧請する以前は、冨士浅間神社だったそう。

かわいい、きらきらした可憐な感じがしたのはそのためかな、と思いました。


参道のわきにある鳥居を潜って階段を登ると、奥山半僧坊のお社があります。


本山は浜松の方広寺。

ここでは明治に半僧坊の講を作っているそう。


近くの本宮神社でも半僧坊をお祀りしているけれど、実はこのあたりでは珍しい。

海の近く、廻船の盛んな地域だからなのか

。どうしてこの地域だけ?と、いろいろ想像していると、カラスの鳴き声が森から響いてきます。

カラスたちは知っているのでしょう。



参拝できてよかった。

またお詣りに行きます。