秋の彼岸法要に行ってきました。


天龍山常楽寺。


山門には広目天と持国天。


徳川家康が桶狭間の戦いで敗走する時。

本能寺の変の後、伊賀を越えて海を渡り急ぎ戻った時。

それから上洛の時。

立ち寄ったという寺院です。

『どうする家康』を放送していた時は、番組の幟旗が何本も立っていました。


家康ゆかりということで、徳川家の庇護を受け、地域では大きなお寺です。

かつてはさらに大きくて、「尾張名所図会」にも載っているそう。



火災の後、昭和15年に再建された本堂。欅造。

第二次世界大戦真っ最中のその時代に、よくこれだけのものを建てる寄進があったと思います。



薬師堂。

この日は扉が開いていて、お薬師様に直接ご挨拶。

小さい御堂の天井は格天井になっていて、四季の花々が鮮やかに描かれています。



こちらには、弘法大師、観音菩薩、毘沙門天、地蔵菩薩。


「開運毘沙門天」という金の額がかかっています。


秋ののんびりした日にお参りできてよかったです。