前回の報告で、スゲ口の加工が大体終わっていました。

 

今回は、スゲ口のキシャギと口巻を行いました。

 

キシャギは、3か所あります。

A. 穂持ちの穂先スゲ口

B. 穂持ちの印籠芯スゲ口

C. 手元の継口

 

まずAは、キシャグ前に穂先を穂持ちに接着します。

接着は木工ボンドを使用しています。エポキシよりこちらの方を気に入ってます。

ボンドが乾燥してから仮糸をほどき、キシャギました。

そして、穂持ちの先が穂先と一体になるように、整形します。

 

 

次にBは、印籠芯をはずして、穂持ちの印籠芯スゲ口をキシャギます。

キシャギ終えたら、サンドペーパーでキシャギ面を整えておきます。

 

 

最後にCは、仮糸をほどいてキシャグだけです。

 

そして、キシャギをした部分に口糸を巻きます。

糸は、熱に強い絹糸を使用します。

今回は、絹ミシン糸の50番を使用しました。

 

口巻を済ませた写真です。

 

全体

 

Aの部分

 

Bの部分

 

そしてCの部分

 

次回は、口糸の糸極めを行います。

 

ではでは。