やりました。

仮糸を巻いた状態ですので加工時の割れ防止ができます。

そしてスゲ込み加工をして仮スゲ込みができました。

まずは、握りと手元のスゲ込加工です。 握りのスゲ口加工の写真はなしです。

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次は、穂持ちへの穂先のスゲ込加工です。

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すでに、穂先の接着を済ませ、穂持ちスゲ口をキシャギました。

そして、穂持ちへの印籠芯のスゲ込加工ですが
先に印籠芯を製作します。

まずは、印籠芯に仮糸を巻きつけ、φ4mmの補強芯を挿入する穴を開けます。

そして、印籠芯の内面にエポキシを塗布し、補強芯を挿入接着します。

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完成した印籠芯です。

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穂持ちにスゲ込めるよう、印籠芯はテーパー加工してあります。

そして、穂持ちに印籠芯のスゲ口加工を行い、仮スゲ込です。

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次は、手元と穂持ちの印籠継ぎの加工をします。

この部分は大事な継部分ですので慎重に加工をします。

そして仮継ができました。

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スゲ込の加工がほぼできましたので、仮糸をほどいてキシャギを行います。

握りスゲ口のキシャギです。

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さらに、手元継口のキシャギです。

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さらに、穂持ちのキシャギです。 拡大してました。

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そして、絹糸で口巻をやります。

手元は256デニールの白の絹スガ糸で、他は100番の赤の絹ミシン糸です。

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次回は、絹糸に漆を含浸させて竹に密着させる糸極めの予定です。