中国にも崩壊の足音か?~肥大化し過ぎたいびつな国~ | じいの縁側日向ぼっこ

中国にも崩壊の足音か?~肥大化し過ぎたいびつな国~

明け方に北朝鮮の国に何やら怪しい動きが見られると、記事を書きま
した。しかし中国に関しても国内が荒れているらしいとの情報。


肥大化し過ぎたいびつな国は、自らの重さで終焉を迎えるのか?

終焉を迎えるにしても、詐欺的な数値でGDPで今年には世界2位に
なる予定の中国。まだ先のような気がするのですが。


最近良くお邪魔するサイトの大紀元日本という中国華僑の方達が開設
している反共産党分子の情報には、共産党を脱した人数がカウンター

で表示されており、増える度に喜ばしい気持ちになっておりました。

今現在の共産党脱退者は「68,153,119」となっております。中国の
人口が「1,345,751,000人」(国籍を持たない存在しない子供(黒子)

も多いそうなので、実数はもっと多いのかと)という事ですので、
まだまだ脱退数としては少ないですが、頑張って欲しいと。


 ~ 大紀元日本 抜粋 ~
四千人幹部の逃亡にみる中国のベルリン壁崩壊の兆し
文・林輝


【大紀元日本2月1日】中国商務部が先日発表した調査報告によると、
ここ30年来、中国から逃亡した官吏の人数はおよそ4千人で、約500数億

ドルを持ち逃げしたという。これらの逃亡官吏の大多数は権力があり、
金もありのナンバーワンまたは銀行で働いていた官吏である。


彼らの中には、国有企業の理事長や社長、銀行支店の頭取、支店の主任、
共産党の副市長、庁長、甚だしきに至っては部長級の官吏さえもいた。


更に驚いたのは、これらの官吏の大部分は逃亡する前からいわゆる「裸官」
であった。つまり、その配偶者や子女をすでに海外に出国させており、
自分一人が国内に残っているのである。


適当な時機を見つけて、これらの官吏は正規の証明書で堂々と出国するか、
偽の身分証を使ってパスポートを作り、旅行団を通じて出国して第三国
へ出る。


これらの逃亡官吏が一番気に入っているのは、独立した司法体系を持つ国、
例えば米国、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアなどであり、これらの
国は通常北京政権の圧力があっても彼らを引き渡さない
からである。


中共中央組織部の調査では、ここ数年来、海外に移住している中共高官の
家族は、香港とマカオを含めて、全部で108万人にのぼるという。この

名簿には、08年オーストラリアに移住した元政治局常務委員の曾慶紅の
息子・曾偉、政治局常務委員の賈慶林の2人の息子が入っている。


海外移住している高官の子弟、家族は生活が贅沢であり、現金で部屋を買っ
たり、豪邸を買ったり、スポーツカーを買ったりする者もいる。


もし、子供を育てるための最低費用を1人1万元として計算すれば、海外
に転出したこれらの高官の家族が持ち逃げした一人分の金額で、1000人
の児童を成人になるまで育成することができる。


とすれば、108万人が持ち逃げした総額で、中国のすべての子供を養育でき、
彼らが持ち逃げした金額がいかに莫大なものかが想像できるだろう。


これに関して、中共当局は高官の家族、子弟らの「合法的」移住を阻むこと
ができず、また党内の各級官吏の海外逃亡を有効に制止する方法もない。


現在、中共当局が官吏の国外逃亡を防ぐ主要な措置は官吏の出国通行許可証、
パスポートを提出させて、組織部門が統一して管理することである。


しかし、もし官吏が多くのパスポートを所有していれば、ただ一冊だけを
提出させても何にもならないのである。汚職が習慣となっている中共内部
で、有効な財産申告制度を作るのもまた机上の空論である。


それ以外に、中共当局は多くの先進国とは犯罪人引渡条約を結んでおらず、
国外逃亡官吏の引き渡しを求めにくい。アナリストらは、一党独裁制で

独立した司法やメディアの監督がない情況下、中共が官吏の汚職、腐敗
を制止することは決して簡単なことではないとみている。


中共当局はただ腹を立てることしかできない。

しかし、中共当局に本当に腹を立てさせたのは、逃亡した官吏がどれだけ
巨額な資金を巻き上げて行ったかではない。なんと言っても、国内の多く

の官吏による汚職金額は、はるかに500億米ドルを超えているからである。

問題なのは、どうして経済が急激に発展し、情勢が良いという宣伝の中で、
中共の高官たちや家族が中共を見捨てることを選んだか
である。これには
中共は直面したくもないし、また直面する勇気もない。


ある人は、自由世界の発達した物質生活がこれらの高官たちを引きつけた
という。そうかも知れないが、彼らの国内での享楽は、自由世界をはるか
に超えている。


もし自由世界に本当に彼らを引きつける何かがあるとすれば、物質的な
ことではなく、簡単な人間関係、公正な社会制度、良好で自由な生活
環境などである。


またある人は、汚職がばれたから逃走したのだという。しかし、少なく
ない逃亡官吏が突然行方不明になってから相当長い時間を経過し、そして
初めて勤務部門を通して、汚職事件の届け出がある。


人によっては、汚職の事が公表され厳重に懲罰されるのを恐れ、早めに
逃亡を選んだという。これは確かに一理あるが、彼らはどうして苦労

して獲得した高官の地位を捨ててまで、異国の地で老いて死ぬことを
選択した
のか。


特にまだ国内にいる高官たちは、家族や子女に早くから国籍を変更さ
せた。どうしてだろうか。


実際、中共当局が触れたくない原因はそこにある。つまり、これらの
逃亡した高官たちは高い地位にいるため、情報は豊富であり、生きる

か死ぬかの党内闘争をも経験したことがあり、共産党政権の内情を
非常に明確に認識し、中共の暴力と嘘も同様にはっきりと分かっており、
共産党政権滅亡の結末がもうすでに見えている
からである。


そのため、表面上ではまだ繁栄し、とても強大に見える中共の海賊船
が沈没する前に、彼らは全力を尽くして、大量に財産を集めて蓄え、
離れようとするのである。


中共と共倒れしてもいいという人は誰もいないし、たとえ中共によって
飼育された高官たちでも、決してそのために自分の命を捧げようとは
しない
のである。


このことから、思わずベルリンの壁が倒壊する前、東ドイツ人の大規模
な逃亡を思い出した。逃亡した東ドイツ人の中にも東ドイツの官吏が
いた。


魚は内臓から腐るという諺がある。また、唐の韓愈がこう語ったことが
ある。「善医者,不視人之瘠肥,察其脈之病否而已矣;善計天下者,
不視天下之安危,察其紀綱之理亂而已矣」。


その意味は、医術に精通した医者は、表面的に太っているとか、痩せ
ているとかを重視せず、脈をみることによって病気であるかどうかを
診る。


策略で天下を図ることに優れている人は、天下が安定するかどうかを
重視せず、その綱紀が混乱しているかどうかを見る。


大量の中共の高官たちは次から次へと国外へ逃亡し、中共を見捨てて
いる。それは中共内部が腐敗して広く蔓延し、綱紀がすでになくなった

ことを示しているのではないか。表面的には強大にみえる中共の船が
次第に転覆していくのを予告している
のではないか。


(翻訳編集・金本)
(10/02/01 07:38)


 ~ 抜粋終了 ~

中国と北朝鮮は、お互いに利害のみの関係国です。その両国が同じよう
に、内から国自体が腐り始めている。


やはり悪政は長続きしないという事でしょうか。中国・北朝鮮の国民
が、早く自由を手に入れられるように願ってやみません。


07年法輪功迫害政策の高官来日の集会風景
法輪功とは、気功の一つで、中国では1億人を超える
信者に警戒をして、拷問迫害、生きたまま臓器を抜くなどの残虐
非道の限りを尽くしている。

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