ラピスラズリの陰影に憧れ、

ただ目をこらしました。


「それ」は目の前にあるけれど、

手は届かず、

精気をかすめるのみでした。


あくびをしたら

涙がでたよ

涙がつたって

心に落ちる


気が付けば

子供みたいに

えんえんと

声をあげて泣いていたよ
歌が下手なカナリアは

涙をながす


私がドレミを知ったところで世間はなにも変わらないのだけれど


あなたがドレミを知ったら

涙をながすのはきっと

あなたではない


歌おうとする心は

世間よりももっと重いものを変え

動かすことができるのに