雨ちゃんに夕飯を食べさせないといけないし、わたしは大丈夫だからと言って、みんな帰ってもらった。
それから、麻酔がだんだん切れてきて痛みが酷くなってきた。座薬を使えるまで時間が早かったみたいで、我慢していたがドンドン強くなって、点滴での痛み止めなら使えると言われお願いしたら、今度は点滴の副作用で頭痛が出てしまった。熱も上がり、痛みと体を動かせない辛さと両足つけられたフットマッサージ機もうざったく、ほんと痛みに悶絶していた。
なんで、こんな悲しい思いをして、こんな痛い思いをしないといけないんだろ。
手術後、子宮収縮が悪いからと言われ点滴に収縮剤を追加されて、子宮の収縮する痛みも辛かった。術後管理で看護師さんは、頻繁にきてバイタル測定や悪露の交換、体の向きを変えてくれた。悪露が出ていなかったのか、指を入れて、お腹を押され掻き出されたときはホントに痛かった。傷口あるからね!そこ!と思ったけど、我慢。
雨ちゃんを出産したときの2年前よりも痛かったです。やっぱり歳なんですかね。
一晩中涙は止まらず、泣きすぎで頭が痛い。鼻水も酷い。咳をすると激痛で出来ない。
・・・酷い夜だった。
無事に春ちゃんが産まれていたら、全然平気だけど、死んでしまったのに。なんの罰なんだろ。
座薬を使用したあと、少し寝れることができた。起きると痛みが落ち着いたので、春ちゃんを連れてきてもらった。保冷剤の上に寝かされていたから冷たくなっていたし、更に紫色になっていた。また悲しくて泣けた。
なんで死んじゃったの?
あまり抱いていていると、腐敗が進むと思い、すぐ戻してもらった。顔に白い布をかけられたとき、やっぱり死んでいるんだなぁと思った 。
一晩中、浅い眠りを繰り返し、悲しみと痛みに耐え、朝がきた。
本来だったら、この日に生まれるはずだったのに。
そしたら、みんなが幸せな人生になっていたのに。
なんの罰ですか?