中学校と不登校生徒への偏見 | ameagari-no-suteppu ~ もう一つの空の下で

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雨あがりのステップは、長男が転校しようか悩んでいたときに、やさしく背中を押してくれた歌でした。
保護者として、子供が戸惑ったり、迷ったりしながらも、新しい道を歩んでいく姿を支えています。慢性腎炎の治療等について、綴っていきます。

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 今日は、長男が通っていた中学校と不登校生徒への偏見、教育機会確保法について、綴っていきたいと思います。

 

 2017年10月、長男が中学校から前期の評定を受け取りました。IgA腎症の治療や自宅療養を繰り返しながら、本人はなるべく登校しようとしていましたが、出席日数は6割、欠席4割・・・という状況でした。実技教科の評定は、やや厳しい評価も見られました。

 その頃、長男がインターネットで尾木ママの教育機会確保法についての記事を読む機会がありました。
子供としては、中学校に登校しなければいけないと考えていたようなので、生徒が学校を休んでもよいという法律を知って、安心した様子でした。
http://news.livedoor.com/article/detail/13733916/

 しかし、宮城県の高校入試では、1年生からの調査書の評定(特に実技教科は2倍)を重視されます。
そのため、学校に行けず評定を低くつけられてしまう生徒は、進学実績の良い公立高校に進学できず、高等な教育を受けられる機会が損なわれてしまうおそれがあることも本人は理解していたようでした。


 本人と相談した結果、学校を休んでも学習が遅れたり、高校入試で極力不利になったりしないように、できる範囲で取り組んでいくことにしました。そのため、今後も長男が治療や手術などで登校できない場合を考慮し、自宅でも成績判断の材料になるよう課題や学習に取り組めるよう、学校側から課題を出していただけるようお願いしました。

 しかし、先生方がお忙しいからなのか、当初、中学校の管理職の先生から以下のようなお話をされ、具体的な対応をしていただけませんでした。個人的には、先生方の生徒への偏見とも感じられました。
・学校を休んでいる生徒は、やる気がない生徒が多く、成績を気にしていない(T_T)
・通常の授業に出ていない生徒の場合、成績評価は1か斜線で出すことが多い。
・結果が出なくても努力することの大切さを学んで欲しい(T_T)


 子供はやる気が無いわけではないんです。上記の学校側の発言について、教育機会確保法の基本方針や生徒の心理面への影響を考慮されていない、学校側の古い価値観のように思えてしまいました 真顔

 

 長男としては、なるべく登校しようとしていた取り組みや早退して帰ってきたときの気持ち、治療が継続している状態など、ありのままの自分を理解されていない状況が辛かったようでした。

 保護者としては、長男に「生き急ぐがなくてもいいんだよ」ということを伝えながらも、本人が可能な範囲で知識や技術を身につけたり、高校受験のときになるべく不利になったりしないように支援していこうと思いました。

 

 あらためて学校側に長男の特性や状況を考慮していただいた上、登校できなかったり控えたりしている期間の学習について、教科担任の先生方に直接相談したり、学校側により具体的に申し入れをしたりしていくことにしました 真顔

 

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊