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下の写真は3.5MHzと7MHzの2バンドSSB送信機/出力100mWで
基本的な部分は1979年頃に作った物だが2012頃から更なる性能UPの為
再び触って遊んでいる。因みに使った部品は一部を省いて殆んどは
ジャンク部品で初期の頃は面倒なVFOはアナログVFOだったが
暫くして10HzステップのPLL.VFOに変更し、フィルターはコリンズの
搬送電話用MF80KHzを使っていたが、その後80KHzのXF→100KHzの
MF等に変更、最終的に現在の1HzステップのPLL.VFO・・100KHの超大型XFに
落ち着き現在に至る、アナログのSSB機としては、これ以上の性能UPは
無用だろうと思える領域に仕上がっているが訳有って現在品物が

行方不明になっている、・・・訳とは2,023/9/3日10時頃に私が脳出血の為

倒れ意識不明になった為、家族がパニックになり保管していた借家を解約し

置いていた機材、部品を息子の家等に移し、家族皆、機材等に

対してど素人なので何を何処へ運んだのか皆????・・・なんとか9/15日に

なんとか退院したのだが重度の左半身麻痺の後遺症が残っている為、

探す術が無く困っているところだ。

 

 

 

 

 

 
イメージ 6ps新国
 
     現時点(2014/2/1)での自作SSBエキサイターの仕様
 
回路構成/ダブルコンバージョン方式
VFO/多重ループPLL方式 (A/B2VFO方式)
内蔵5MHzOCXOによる一発管理(1MHz外部基準入力機能有り)
 
送信出力     100mW  (内部ALCにて100mWに設定)
送信出力インピーダンス    50Ω
送信周波数   3.5~3.7MHz/7~7.2MHz
最小周波数ステップ  1Hzステップ  (10Hz又は100HzステップにSWにて切り替可)
周波数設定  ダイヤル(クリックタイプ)又はマイクのアップダウンSW
周波数安定度、精度  ウォームアップ後5x10-8乗以内
               (外部基準動作時は外部基準の仕様に準じる)  
VFO   A/Bの2VFO対応
メモリーCH数  6CH (但しメモリー出きる情報はバンド情報を省くVFOの情報のみ)
送信モード   現在LSBモードのみ (モードSWは有るが未配線)
 
送信周波数特性  ナロー時  50~3000Hz±1dB以内  
             ワイド時  50~6000Hz±1dB以内  
 *フラットを基本にローカットによる3段階の低域F特切り替え機能付き。
 
逆サイド漏れ       50Hzにてー40dB  
           100z~以上にてー60dB以下
 
100mW時のIMD  -80dB以下 (JAIA測定法にて)
S/N   IMDの値以下  (但しIMD測定時の測定条件による値)
 
マイク入力インピーダンス      100KΩ
ライン入力端子インピーダンス   100KΩ
 
各端子
入力端子  AC電源                 2Pメタルコネクター
        AFライン入力x2                BNC
        1MHz外部基準入力             BNC
        +電圧ALC入力                 BNC
        -電圧ALC入力                 BNC
        マイム入力(周波数UP/DOWN含む)  8Pメタルコネクター
 
出力端子  送信出力                     BNC
        内部基準信号出力  (1MHz)       BNC
 
PAコントロール(±ALC入力等含む)端子X1       多芯コネクター
 
電源電圧  AC100V
 
サイズ   43.5cm(W)x42.5cm(D)x17.7cm(H)
重量    13.5kg
 
               
         自作エキサイターの信号系構成図
ビンテージ機に有りがちな有り触れたシンプルな回路構成で、珍しい所と言えば
2つの局発がどちらもVFOになっている点だ、訳あってこの様な構成にした
その訳は次回に・・・
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         自作エキサイターのPLL系構成図
製作当初は10Hzステップで5MHz/8MHz台の信号を作る一般的なVFOとして作り
Lo2として採用していたが訳有ってLo1,Lo2共にVFOで結果的に1Hzステップと
言う変則的な構成に変更した勿論、回路的にも細部に変更した部分が複数箇所有り
大変だった、その訳とは信号純度をより良い物にしたかったからだ、、苦労のかいあって
信号両サイドの不要なノイズ等が20dB位改善され凄くクリーンな信号になった。
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             自作エキサイターのIMD
3.5MHzバンドでのIMD測定写真だ、低い周波数側等に少しノイズが目立つが
このノイズはエキサイターのノイズではなく、測定器系の残留ノイズだ、測定器の関係で
この辺が測定限界の様で、その事を前提で見てほしい。縦軸一目盛り20dB、横軸一目盛り200Hz、2トーン間隔は約500Hzだ、かなり優秀だと思うのだが・・
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           自作エキサイターの信号純度
マイク端子に1KHzのAF信号を入力し送信出力の信号純度を測定した時の写真だ。
バンドは3.5MHz、縦軸一目盛り20dB、横軸一目盛り200HzでFFTの分解能を上げて測定した。メーカー製でもここまで純度の良い物は少ないと思う。
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このエキサイターのオーディオ回路はOPアンプIC2個とLPFを使った 超シンプル回路だ
低音域の周波数特性切替とマイクとライン信号のMix機能が有る ,下の写真はオーディオ
回路部の周波数特性測定写真で縦軸は一目盛り20dB、横軸はログ表示で測定している。
LPFのみをONにした時の特性  *40Hz~3KHz位まで粗フラット
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HPF(100Hz/-5dB)とLPFをONにした時の特性)
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HPF(100H-10dB)とLPFをONにした時の特性
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HPFとLPF共にOFFにした時の特性  
*3KHzLPF.OFF時も低音域の特性切替が可能
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これが、このエキサイターに使用してるSSB用のフィルターだ、元は1950年代の米軍用機に使用されていた物でSSB用のフィルターとして、これより大きく重く高性能な物は見た事が
無い。サイズが分り易い様にティッシュ箱を置いてみた・・・
 
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使ってるフィルターの実測データーではないが参考データーとして、このフィルターが使用されていた機械のテクマニに記載されているフィルターの特性図とCARポイント側の特性を数値化したデーター表をコピペしてみた、私が使ってるフィルターもこれと同等品と思って良いかと思われる
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           エキサイターの内部写真
エキサイターの内部写真だ。前面部の写真で分る様に蛇の目基板作りなので手作りだと言う事が良く分ると思う。上部左側に見えてる長方形の大きな箱がSSB用のクリスタルFiL(100KHz)、その手前に見えるのが基準用のオーブン入りOSC(5MHz)、右側に見えるパンチングのケースは電源、リヤパネル部に見えるパンチングのケース等は100mWアンプ、ALCの検出回路等です。コントロールとAF系は前面部、他のPLL系と主な回路は上下のシールドBOX内に収まっている。パネルの裏面にメーカー、商品名等が掘り込んであるが、これはジャンクケースだった事の名残だ。

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この自作エキサイターと組み合わせて使っていた自作の真空管式2ステージアンプが有ったのだが知人から熱望されQSYしてしまったので現在は無い、現在所有してる物で使えるアンプの一つがこれでゼネラルダイナミックス社製の真空管式3ステージリニアアンプ/SC908だ
 
3ステージリニアアンプSC-908とそのコントロールBOX(自作)
 
自作エキサイター等と組み合わせて使えるゼネラルダイナミックス社製の真空管式3ステージリニアアンプSC-908と自作のコントロールBOXだ。このアンプはシステムで動作する様に作られた物なので単品で動作する様に改造した,他に信号が濁る傾向が有ったので、その改善の為一部を改造している。NFB技術が採用された回路採用で低歪の良質な電波が出る。多分、米海軍で使用されていた物と思われるが詳細は??だ、ネット上でも全く情報は無く日本国内に何台も無いと思う・・特に実働してる物は無いのでは・・?
ハリスのRF-110系に似た機械だがRF-110に比べると消費電力が少なく110系の様な400Hzのファンは全く使用していないので静かで使い心地が凄く良い。
          主な仕様
入力     100mW以下   出力     1KW
電源電圧  AC115V又はAC230V  50/60Hz
同調方式  周波数情報を与える事で完全オート動作
ALC     RFとグリッド電流検出タイプでプラス電圧で出力
回路構成  真空管6360>8117>8295Aによる3ステージアンプ
        (3ステージアンプ部のみ真空管を使用し他の回路は半導体)
重量     不明・・大人ひとりでは持てないとんでもない重さ
 
 
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このアンプ用の自作コントロールBOX・・このアンプに適合した周波数情報等を出力する
エキサイターを使用する場合はコントロールBOXのスイッチをAUTOポジションにする事で
エキサイターに連動させる事が可能・・RF110系と同じ仕掛けだ
 
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他にハリス社製のRF-110A、 AM7127、ゼネラルダイナミックス社、シンシナティー社等の
AM-3349等を所有している・・・ HRC-107のPA部(4CX250のパラ/オートチューン)が
有るので、これを使って小型アンプを作るのも面白いかもね・・・と思っている
その種の写真等は我が家の無線機のページに有るので興味有ればご覧下さい。