皆さんお久しぶりです。
如月蘇芭です。
友達に借りてた舞台「ライチ☆光クラブ」
ようやく観れた!
★あらすじ
黒煙が立ちのぼり油に塗れた町、螢光町。
ある廃墟に夜な夜な中学生9人が集っていた。
それは秘密基地「光クラブ」。
そこには帝王として君臨する
ゼラを筆頭とする9人の少年が集い
ある崇高な目的のために
「機械」を作っていた。
やがて完成した「機械」は
「ライチ」と名付けられ
「美しいもの」を連れて来るよう
命令されるが
ライチは「美しいもの」が何なのか
理解できず違うものばかりを集めてくる。
そんなある日
特殊な設定を施されたライチは
ようやく「美しいもの」が何なのか
理解できるようになり
1人の美しい少女「カノン」を
光クラブに連れて来る。
光クラブの面々はカノンを玉座に据えて
女神として崇め、次の目的へ進もうとする。
その後、光クラブは
グランギニョル(残酷劇)への道を
辿ることになる…。
※ここから先ネタバレあり。
[舞台セット]
暗く、煙が舞ってるところが
廃墟、工場地帯って感じがする。
幕を布ではなくシャッターにすることでより
ライチの世界観が出ていた。
格子網で廃墟に仕切りをつけることで
光クラブでの出来事と外での出来事を
分けてた。
シャッター使うのには驚いたな。
[演出]
真っ暗な状態で懐中電灯の光が
無数出てきたと思ったら
ゼラが登場することですぐに目に入った。
血糊を役者の小道具に付けたり
役者にやらせたり
役者に下から上からとかけていた。
デンタクのとこは変な間ができて
本来はグロいシーンだが面白くなっていた。
最後、天井から水がザーって出てきた時は
嬉しかった。
原作で行方をくらましていた
タミヤが登場する場面では水が上から
ザーっと流れてくるので
最後の最後に流すことで
その原作の場面に近くなるようにしていた。
[ゼラ]
もうゼラでした。
原作のゼラは唇が赤いですが
唇はファンデーションなんかで
色を潰していました。
唇の色を潰すことで
人間味を消したかったのかな?
ゼラが突如マイク持ち出して
語り始めたとこは笑ったなぁ。
そこにマイクあったの!?www
マイク使う必要ある!?wwwwwってなった。
ゼラがドアから出て
煙がでないことにあれ?って
なってるの可愛い。
ゼラが興奮して近くにいた
ヤコブを殴るところ原作にはないけれど
キャラにあってる。
芸者に向かって投げキッスするゼラ
ありがとう。
「バレてるよ。べー。」が最高。
だんだん狂っていくゼラ
最高に気持ち悪かった。(褒め言葉)
[タミヤ]
タミヤのポケットが4次元ポケットか
と思うほど入ってた。
しかもRed Bull入ってて
時代設定昭和なのに持ってていいの!?
って思ったらダフがツッコんで爆笑した。
タミヤがダフを処刑するシーンは
友情、絆の強さが伝わって
漫画でも映画でもそうだけどやっぱ泣ける。
[ジャイボ]
ジャイボ、綺麗。
何してても綺麗。
これで初めて玉ちゃんを知りました。
世の中こんなに女性ぽい顔がいるんだね。
タミヤに襟のボタン直すように言うところの
ジャイボの手つきが綺麗。
傘をもったジャイボをいれることで
原作でのゼラとジャイボの出会いの部分を
表現しているのかなと思った。
掃除してるジャイボ可愛いと思ったら
「モップマン!」って大きい声で
言うから笑ちゃった。
「メンズストリップだよ!」に笑った。
「痛くしないよ!」と言っているのに
鞭でタミヤ叩いてる。
原作でのジャイボはあまり好きではなかった
けれどこのジャイボは好き。
[ニコ]
この公演
名古屋でやっているのかニコが
名古屋弁言ってた。
ニコが泡吐くとこよく再現されてる。
どうやってあんなに高くまでやったんだろう。
[雷蔵]
可愛い。
ラム酒を飲むシーンで
雷蔵とヤコブが喧嘩しているところを見て
やっぱ仲良しなんだと思った。
雷蔵が「かぶってやる」と言って
ジャイボにかぶってる。
しかもかぶったのによけられて
ジャイボが逃げないように手で押さえてた。
雷蔵が怒ると男に戻るのいい。
雷蔵が乳首隠してるのナイス。
[カネダ]
煙が出たときカネダが頭で止めてる。
可愛い。
ラム酒を飲むシーン
雷蔵やヤコブに注目がいくが地味に
カネダが椅子を用意して
座って静かに飲んでいる。
カノンとライチが踊ってる後ろで
死んだカネダも踊ってて可愛い。
大介くん社交ダンスやってたから
ダンスが社交ダンスぽかった。
死んだダフがカノンとライチのとこに
行こうとするのを止める
死んだカネダカッコ良かった。
[デンタク]
デンタクの壊れ加減が最高。
デンタクの最後、上から血のりの入った
コップが出てきて笑った。
[ダフ]
カノンとライチが踊ってる後ろで
死んだダフも踊ってて可愛い。
真央くんダンス習ってるから上手だった。
真央くんと大介くんのダンスのジャンルが
違いすぎて逆に面白かった。
[ヤコブ]
ある意味面白い。
よく見るといっぱいネタを入れているけれど
お客さん反応してない。
うちも観ててネタに笑ったというより
またスベってるという意味で笑ってた。
ヤコブのゲップ最高!
ヤコブの下ネタがやりそうなネタで好き。
[ライチ]
アドリブを言おうとするライチ可愛かった。
カノンと踊るときぎこちなさがあって
ロボットなんだなと思った。
[カノン]
カノンの心の声が
原作のカノンとはイメージ違うけど面白い。
カノンは天然な女の子だけど
舞台は芯のしっかりした強い女の子だった。
カノンとライチのダンスシーン可愛い。
[脇役者たち]
女子高校生の3人、声をかなり出していて
喉枯れないか心配だった。
「芸者?」「芸者?」「どうして?」の
掛け合いが面白い。
スタッフの名前を突如出して一瞬「?」って
なったけどスタッフとの仲の良さが伺えた。
チェスのシーンなぜかテニスネタが。
しかもネタを言ってるのがカネダとダフ
テニミュに出ていた2人だった。
占い師がなんか怖かった。
ゼラとタミヤが言い合うとこは演技力凄かった。
ライチ☆光クラブが
より好きになる作品でした。
舞台見ても感想書くのが遅くて
書くの溜まってきた。
急がねば!
以上、如月蘇芭でした。
ばいちゃ〜(。・ω・)ノ゙