今日、友達から借りた
「中河内雅貴ワンマンショー
~ある男に関するレシピ集~」
を見ました。
マサ様は材料
脚本を提供した各界で活躍する
トップクリエイターたちは
シェフとして
来たお客さんに料理(芝居)
を味わっていただく
(観ていただく)
そんなワンマンショーでした。
料理というだけあって
ステージはテーブル風で
ナフキンや塩、胡椒などが
大きくなっていました。
※ここから先ネタばれあり。
ご注意を。
本編がスタートしまずは
タキシード姿のマサ様のダンス!
そしてレストランの
メニュー表のように
今回やる演目が紹介された。
それが終わった後
郵便局員姿のマサ様が現れました。
郵便局員は日常に
疑問を持つことをやめ
何も考えずただ手紙を届ける
毎日を送っていた。
でもあるとき手紙を1枚残して
彼は思った。
--自分が手紙を届けなかったら
どうなるだろう--
そのとき上から
何か落ちてきました。
それを拾い郵便局員は
自分探しの旅に出かけます。
ここから先郵便局員は
ナビゲータのように料理(演目)
の合間に登場します。
オードブル:シェフは池田鉄洋
料理名「パン流アイドル」
トルコパンギスタン
という国から来た
グルパングル・アタエパンビジィ
・ベルディム・パンドフ。
もう名前からして面白いww。
「パン」めっちゃ名前に
入ってるwww。
外人設定なのでカタコトでした。
パン流アイドルと
言うだけあって
パンが大好きで
パンをイメージした衣装で
パンの曲を歌うアイドルでした。
ツボにはまって笑ってるとき
可愛かった。
歌手やってるだけあって
歌うまかった。
あと曲で
「ホットベーカリー2012」
だったかな?
その中でお客さんと一緒に
「パン、パン、パンパ、パパパン」
と言うんですが
そこの部分が頭で
めちゃリピートされてる。
スープ:シェフは石田 明
料理名「誘拐犯」
ざっくり言うと主人公は
働いていた会社に
(自分が考えた製品を
社長に提案するも跳ね返され
反抗心で作り売ると大ヒット。
しかし社長は自分の手柄にし
自分に金が入ることはなく)
リストラされ
社長から金を奪うため
息子を誘拐する。
という一人ごっこなのでした。
という話し。
笑えたのは社長に電話してる
最中に自分が経営している
中華料理屋に電話がかかり
話してる内容が社長にもれ
ごまかしてるとこと
先生が来て
まさかの主人公が
子供で一人ごっこをしていた
というオチです。
ごまかし方が
滅茶苦茶なんだよ。
「ライライケン」が
「ライライシュウケンチャン」
「また出前かよ」が
「マタデマエ・カヨ」
ね。
無茶苦茶でしょ。
サラダ:シェフは近藤良平
料理名「・・・」
セリフはほとんどなし。
体で表現していました。
舞台は監獄の中。
監獄には椅子と
いつでも死ねるように
天井からロープが垂れている。
体の動きから
私なりに考えました。
海で何かに襲われるも
助かり何か遠くに
いいものを発見し
そこに向かって泳いでいく
しかし、それは夢。
彼は現実に戻される。
音を奏でる虫を捕まえ食べた。
その虫を食べたあと
曲が流れるようになる。
ロープのほうを指したとき
曲が一瞬止まり
監獄の外を指したとき
音はなり続けた。
たぶん外には一生
出られないことを表してる。
そのあともう一度同じように
指すが音はなり続けた。
たぶんどうにかしてここを出るか
死ぬか迷っている。
怒った顔でバナナに
指を指しているのは
何かにたいしての怒り。
バナナを持って電話のようにし
その後
無理無理といった感じで
手を振り
またバナナを歌手や楽器を
吹くのような動きを
していたので
たぶん夢は歌手か
楽器を演奏する人。
夢を叶えるため電話するも
無理無理と断られた。
頭に矢が刺さったように
していたのは彼が
誰か(たぶん電話相手)を
矢で刺して殺した。
そうすれば舞台が
監獄って言うのも理由がつく。
ダンスは生きるべきか
死ぬべきかの迷い。
彼はロープで
首をつって命を絶つ。
その後そのままロープが
首についたままロープが伸び
四つんばいになって「ワン」
と言ったことから彼は
転生し犬になった。
観る人によって感じ方が違うと思う。
これは観た人同士で
感想言い合うのもいいかも。
メインディシュ:シェフは堤幸彦
料理名「In The Room」
うちが大好きな監督
堤幸彦さんの料理(作品)は
見てて引き込まれました。
内容は
南河内貴貴(26)
マジシャンは
目が覚めるとラジオ、鏡、
カーテン、謎のクマの張り紙の
ある部屋に閉じこまれていた。
ドアは開かない。手には血。
カーテンを開けるも窓はない。
ラジオはつかない。
鏡を見ると自分の左目には
痣があった。
ラジオを蹴ると
野球のホームランのボール
およそ1億円のボールが
消えたとか
何人もの人が刺されている
という事件が起こったと
流れてきた。
ポケットには野球のボール。
犯人の特徴は自分と一致する。
それに手の血からして
もしかしたら自分が
犯人かも知れない。
苛立ちクマの張り紙の部分を
蹴ると空気穴があった。
そこからメッセージが。
それはマジックを成功すれば
出すという内容だった。
彼はカードマジックを始め
スペードの1を当てて見せれば
マジック成功。
だがマジックは失敗。
見せたカードは取られ
自分の手には包丁が握られていた。
返そうと穴に戻すと
何かに刺さる触感が。
穴から血が流れてきた。
次の瞬間暗転。
明るくなると男が倒れていた。
驚きドアに向かい叩いた。
すると下からメッセージが。
どうやら彼は気を失い
病気に運び込まれ
自分に似ているため
部屋に閉じ込めたらしい。
後ろ柄物音がし
振り向くと倒れていた男が
拳銃をこちらに向けて立っていた。
男は自分によく似ていた。
男は服を脱げと要求してきた。
男の目的は自分にそっくりな
彼を犯人に仕立てることだった。
彼は反抗し包丁を持って
男めがけて走った。
彼は左胸を打たれ倒れた。
男は包丁を回収し
拳銃を持たせ自殺
したかにようにした。
男はこの世に自分と同じ顔を
している人間が3人いると呟き
男はドアを開け出て行った。
彼は起き上がった。
左胸のポケットに
カードマジックで
使ったカードが入っていた。
このため死なずに済んだ。
カードを取り出し
破れていないカードを表に向ける。
それはスペードの1。
マジックは成功したのである。
じゃあ、あと一人は?
と呟き彼も出て行った。
この話しは凄いと思いました。
だって、マジック成功させたら
出れると書いてあったように
彼は見事マジックを成功させて
脱出したし
登場人物、二人に見えるけど
男が倒れているときドアの下から
メッセージが出てきたということは
もう一人いる。
つまり、自分に似ている三人目
の人なんじゃないかと
考えれます。
やっぱ堤幸彦さんは凄い!
料理(演目)が終了し
郵便局員は
自分探しの旅をして
仕事をする意味を見つけていた。
郵便局員は届けていない
一通の手紙を届けに行った。
その一通の手紙は
一ヶ月前のマサ様から
舞台上のマサ様に向けての
手紙だった。
最後に白い服を着たマサ様が
「ありのままの自分」を
ピアノで「カノン」を 演奏
得意のダンスをで表現した。
マサ様の魅力がたっぷり
入ったものでした。
いいものを借りたなぁ。
以上、如月蘇芭でした。
ばいちゃ~('-^*)/