12月18日にミュージカル

 

「黒執事~NOAH'S ARK CIRCUS~」の

 

マチネ公演を観てきました。

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やっぱ生で舞台を観るのはいいね。

 

初めて生で観るのが黒ミュで良かった。

 

今回はサーカス編だったので

 

覚悟してみないとと思いました。

 

(重い話なので)

 

最後が辛かった。涙が止まらなかった。

 

いろんな人に見て欲しいと感じた作品でした。

 

DVDが届くのが待ち遠しい。

 

*ここから先ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

 











[シエル]

蓮生くんは将来有望だよ!

 

12歳であんな演技できるのね。

 

冒頭のシーンの発声量に驚いた。

 

あの小さな体からよく声が出るなって。

 

しかも声がよく通る。

 

今後、舞台で活躍していくんじゃないかな。

 

今回のシエルはそもそも

 

シエル自体難しいキャラなのに

 

サーカス編のシエルは複雑だから

 

黒ミュ最年少の子がやれるのかと

 

少し心配でした。

 

蓮生くんは天才だと思う。

 

最後のシエルの笑い声を聞いた瞬間

 

鳥肌がたった。

 

笑っているけどそれは本心からの

 

笑いではなくてどこか悲しみを感じて

 

ふとアンダーテイカーの

 

「人の魂は一人一つなんだ。

 

大切にしなければいけないよ。

 

その小さな体で

 

あまりに大きな力を手にしてしまうと

 

加減ができなくなってしまう。

 

気づいたら君が葬った多くの屍が

 

呪いとなるだろう。

 

その呪いに


飲み込まれなければいいんだけど。」

 

というようなセリフを

 

言っていたのを思い出しシエルは

 

この呪いにかけられ始めているのかも

 

と思ったら是非続編を!と思ったし

 

蓮生くんにシエルをまたやって欲しい!

 

彼は役に化ける能力がある。

 

化け者だ(褒め言葉)。

 

観ていてキュンポイントがいくつかあって

 

アンダーテイカーに報酬として

 

極上の笑いを提供する場面で

 

幕の向こうなので何をしているか

 

わからなかったけど一生懸命笑かそうと

 

言ってる中で「シエるんるん」って

 

言ってたのが1つ目

 

2つ目はこれはちょっと


変態かもしれませんが

 

ウィルが登場して

 

シエルが呆れてしゃがんで見ているときの

 

太ももの出具合ナイスでした。

 

3つ目はセバスチャンに


抱っこされてたところ。

 

4つ目はカーテンコールのとき

 

蓮生くんが泣いてたところ。

 

涙が出るほど頑張って

 

やってきたんだなと感じた。

 

蓮生くん、あなたは完全にシエルでした。

 

最高のシエルをありがとう。

 

[セバスチャン]

ゆんセバスはやっぱ悪魔感の強い執事だった。

 

執事のセバスと悪魔のセバスの差が

 

見てて分かった。

 

執事のときは背筋がピシッってなっていて

 

悪魔のときは猫背気味で

 

目が獲物を見つけた獣のような目をしてた。

 

歌は

 

どうしたらそんなに声が出るの?

 

ってくらい出てたし

 

帝国劇場に出ていただけあって

 

聞き取りやすかったしダンスが綺麗だった。

 

あの身長で燕尾服でのダンスはヤバイよ。

 

ソウマ、アグニから

 

「病人はたっぷり甘やしてやること」と

 

言われ実行するも拒否された時の

 

セバスの残念そうな声が面白かった。

 

なんかおもちゃを取り上げられた

 

子供のようだった。

 

トラと戯れている場面は

 

本当に幸せそうな顔してた。

 

セバスが

ビーストを惑わす?聞き出す?場面では

 

エロさが滲み出ていた。

 

今回のセバスは

 

いろんな表情が見れて嬉しかった。

 

最後の「だから人間は面白いのですよ。」と

 

微笑むとこが完全に悪魔でした。

 

あの笑い方はゆんにしかできないと思う。

 

すごく好き。

 

[ジョーカー]

 

声がマモちゃんと似てて驚いた。

 

本当毎度思うけど黒ミュって見た目と

 

声の再現度高いよね。

 

良きお兄さんで仲間思いで

 

お父様には逆らうことはできなくて

 

事実を知って踠き死ぬ間際

 

仲間を思い出し涙を流す

 

彼の背中はとても広くたくさんの

 

思いを背負っていた。

 

ビーストに寄り添うところが

 

本当は大好きなのに右手がないから

 

抱きしめることができなかった

 

おぶることができなかった

 

右手があったらどれだけ違っただろうかって

 

気持ちが伝わってきた。

 

最後の歌には泣かされました。

 

[ビースト]

強気な女性だけど中身は

 

ジョーカー一筋な乙女で

 

改めてビーストは可愛らしい女性だと思った。

 

ジョーカーが

 

昔のことを思い返しているときの

 

ビーストは穏やかですごく幸せそうだった。

 

ジョーカーと結ばれて欲しかった。

 

[ダガー]

ダガーはナイフ投げだから

 

ナイフを投げるだけだと思ってた。

 

まさかみっちゃんの一輪車を

 

生で見れると思ってなかった。

 

ビーストを守るため自分が

 

蜂の巣になろうとも弾を受け続けるところは

 

やっぱいつみてもイケメンだわ。

 

そこの場面も泣いてしまった。

 

[ドール]

14歳という声変わりの時期に

 

観ることができて良かった。

 

貴重な声を聞くことができた。

 

透き通った綺麗さの中に

 

変声の途中なんだとわかる

 

かすれが入った声だった。

 

亡くなったサーカス団を

 

思い出しながら泣くところには圧倒された。

 

涙が溢れて溢れて止まらなかった。

 

[ソーマ]

個人的に陣ちゃんは

 

クールな漢って役をやっているイメージ

 

だったからソウマのイメージが湧かなかった。

 

実際はソウマそのものでした。

 

アグニとの仲の良さやシエルのこと

 

親友として大事にしているのが

 

ちゃんと伝わってきました。

 

シエルの看病での「だーめ!」と

 

シエルの笑顔にバキューンされるとこと

 

シエルに褒められてデレデレのところ

 

シエルに騙されてアグニに甘えるところが

 

可愛かった。

 

[アグニ]

さっきとは逆でTAKUYAくんは

 

可愛らしい役をやってるイメージだったから

 

アグニのイメージが湧かなかった。

 

実際はやっぱりアグニでした。

 

ソウマが甘えにきた時お母さんのように

 

おいでって感じで抱きしめてたのが

 

GOODでした。

 

[ウィリアム]

今回はセリフいっぱいだった。

 

前回はびっくりするくらい

 

セリフなかったもんなぁ。

 

登場した時の衣装には驚きました。

 

あんなキンキラキンの服を

 

カッコよく着れる人がいるんだ!って。

 

ウィルとセバスの劇中歌で「NO!」って

 

言ったときは笑ってしまった。

 

そんなに嫌なのwwって。

 

輝馬くんのウィル大好きです。

 

[ケルビン男爵]

アニメをちゃんと見れてなかったのか

 

ケルビン男爵がどうして

 

あんな包帯巻き巻きなのか

 

シエルに執着しているのはなぜか

 

なぜあの場所を作ったのか

 

よく分かってなかったんですが

 

今回のでようやく訳が分かりました。

 

ケルビン男爵はあの狂気がなかったら

 

立派なお父様なんだろうなと思いました。

 

でも狂気の中に

 

ちゃんと劇団員に対しての

 

愛があったように思えました。

 

劇団員とケルビン男爵の写った写真は

 

まさに家族そのものでした。

 

[先生]

優しいみんなのお母さんポジションですが

 

実際は自分の理想のためなら人を使い

 

人を殺すというキャラで

 

終盤口調は優しいままで

 

ケルビン男爵の遺体を要らなくなった

 

玩具を捨てるように落とす?捨てる?様は

 

鳥肌が立ちました。

 

[アンダーテイカー]

今までのアンダーテイカーは

 

お笑いポイントでしたが

 

今回はシリアスな部分が


多かったと思いました。

 

たまにはこうゆうアンダーテイカーを

 

見るのもいいなと思いました。

 

今後ももし黒ミュをやるなら

 

アンダーテイカーはまた和泉さんに

 

是非やってほしいです。

 

[使用人3人衆]

いつものわちゃわちゃ元気な場面も

 

ありつつ3人の過去が一部出てきました。

 

終盤の戦いのシーンではフィニが怒ったり

 

メイリンの二丁拳銃に

 

いつものドジっ子感が消えた凛とした声

 

バルドの豪快な戦い方

 

滅多に見れない3人でした。

 

3人がどれだけ坊ちゃんに

 

恩を抱いているか伝わってきました。

 

[アバハン]

開演5分前くらいにピエロ姿で披露した

 

パントマイムとジャグリング凄かったです。

 

生でワッフルとAGOのくだり見れて

 

嬉しかったです。

 

今回はシリアスな場面が多かったので

 

アバハンのおかげで


気持ちの休憩ができました。

 

[ピーター・ウェンディ・ジャンボ]

この3人はアニメでは

 

あんまり多く出てきていなかったので

 

舞台版で動いている姿をたっぷり観れて

 

嬉しかった。

 

ピーターとウェンディの息の合った技は

 

見ててヒヤヒヤしました。

 

ジャンボが一番冷静に判断ができて

 

なおかつ気配りのできる心優しいんだな

 

と思いました。

 

回想シーンでダガーをおぶっているときの

 

ジャンボの微笑みはギャップがあって

 

良かったです。

 

普通話を作るとき

 

善悪をはっきりつけるものだけど

 

黒執事、特にサーカス編では

 

どちらかが善どちらかが悪とかではなく

 

一人一人が持っている世界観を守るために

 

一人一人が善悪を決め複雑に絡み合っている。

 

自分が善だと思っていても

 

人から見たら悪かもしれない

 

悪だと思うものが善かもしれない。

 

自分に語彙力がないから

 

ちゃんと言葉に出来ないけど

 

この作品は人に

 

世界に訴えかけている作品だと思う。

 

いろんな人に見て欲しいと感じた作品でした。


以上、如月蘇芭でした。


ばいちゃ〜(。・ω・)ノ゙