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友達から結構前から借りていた


残酷歌劇「ライチ光クラブ」を


ようやく見切ることが出来た。


ライチ光クラブは舞台化、ミュージカル化


映画化と別の人たちがそれぞれの


解釈で作品ができてきた。


舞台のライチは原作にある


ギャグ要素をふんだんに使った作品で


映画は舞台には出来ない技術や


監督の独特な解釈が入った作品で


今回見たミュージカルは


MIKEYさんという要素を入れたことによって


カッコイイ作品になっていた。


ダンスはもちろんカッコイイ


けど音楽が特にカッコ良かった。


見始めたばかりは舞台版が


昭和感のある曲を選んでいたので


現代すぎて合わないと感じましたが


耳に残る音で光クラブのメンバーが


バッって出たときのゼラの表情と


音楽がリンクした瞬間


心が撃ち落とされました。


思わず「はああぁぁぁぁぁ


ゼラ様ぁぁぁぁぁ!」って


心で叫んでしまった。


ミュージカル版を見て嬉しかったのは


ゼラとジャイボの出会ったきっかけと


ライチとカノンの純粋な恋愛


カノンの賛美歌が描かれいたことです。


舞台版ではギャグ要素を多くしたせいか


カノンちゃんが心の声で毒舌吐いてたり


ジャイボとゼラの出会いは


オマージュみたいな感じで


傘だけ出してちゃんと描かれてはなかった。


映画版ではカノンは初め


ライチのこと怖がっているし


ジャイボとゼラとの出会いはカットでした。


もしかしたら一番原作に近いのは


ミュージカル版なのでは?と思った。


カノンちゃんがちゃんと天然美少女だったし


ジャイボが泣きながら


「愛してる・・・


愛してるんだ、ゼラ」の部分は


見てて胸が締め付けられた。


あと、ジャイボが殺した猫達と


ジャイボの策によって


死んだ光クラブのメンバーが


ジャイボを死に追い詰めるところは新鮮でした。


でも一番の見せ所はやっぱ


ゼラの狂いようだと思う。


よーく見るとだんだんゼラの目の下が


赤のアイシャドウで塗られていっていて


漫画の狂ったゼラに描かれている


目の下の線のようでありがとう!!!って思った。


3作品を見て思ったのが


ライチとカノンのカップルは美しい


ゼラは美しくて「ゼラ様ぁぁぁぁ!」


ってなるくらいイケメンで


とことん最低な人間だけど


憎めない嫌いになれない


ジャイボは光クラブを崩壊させた張本人だけど


光クラブの中で唯一役職がもらえず


ただただゼラに自分の存在を認めて欲しい


隣にいさせて欲しい


ゼラだけの唯一のものになりたい


そんな一心でなんだろうなと思ったら


憎めないしかわいそう


タミヤは冒頭で暴力で罰したいなどと


怖いことを言っているが家族思いで友達思いで


やっぱカッコイイと改めて思った。


私は「ライチ光クラブ」という


作品に出会えて良かった。


読んだときの衝撃が今でも忘れられない。


漫画を買っても「ふ~ん」と


読み流し1時間も経たないうちに


読むのをやめてしまうような


私がこれを読んんだとき


1ページ1ページ主張が強くて


「なんだ!この世界観は!」と


私は何度も何度も読み返した。


「ライチ光クラブ」は


私にとって大きな転機だと思う。


改めてありがとう。


雷蔵ちゃん


光クラブのみんな愛してる❤︎


以上、如月蘇芭でした。


ばいちゃ~(。・ω・)ノ゙