2024.6.15(土)

造影剤検査の結果、大好きな母が

膵臓癌と診断される。


きっかけは2024.5月末に

2週間、下痢便が続いてると母が。


もともとお腹弱めではあったけど、流石に2週間はおかしくない?!病院行った方がいいよ!と声かけるも、それで終わりさらに1週間経過。やはり治っていないと。


汚い話で申し訳ありませんが、どんな便なのか詳しく聞く。

調べると脂肪便ってやつが判明。


母を見るとやたら痩せてる。もともと細いけど急激に細くなったというか、骨に皮みたいな脂肪という脂肪がなくなったような体型。


これはおかしいよ!

とりあえず体重計に乗ってみて!!と無理矢理、体重計に乗せる。


なんと…39.2kg( ̄◇ ̄;)

身長153cmで、45kgくらいだったはず。

40kgをきった事がない。

しかも普通に食べていたのに。


これは異常じゃないかと怖くなり、すぐに検査をやっている病院へ電話して予約をとり

2024.6.6(木)血液検査とCTを撮る。

その結果は異常なしとのこと。


でも原因究明のため2日後に胃カメラ予約。

結果、胃が炎症ぎみでピロリ菌がいるかもと

病院にいる母から報告あり。

そっか〜、ピロリ菌かぁ!と安心したのも束の間…その数分後に再び母から電話あり。


驚かせるようで申し訳ないけども……

さっきは内科の先生だったんだけど、その日はたまたま消化器系の先生が2人いて、その先生達からまった!がかかり改めて確認してもらうと、膵臓に腫瘍があると言われたと。


安堵からどん底へ。


母「膵臓なんて最悪。助からない場所じゃん」と涙声。

私も母との電話を切ったあと、号泣しパニック。


なんで?なんでこんなに優しい大好きな母が。

やっと旅行とか楽しんでた所だったのに。

おじいちゃんおばあちゃん身内もみんな長生き家系なのに。

おじいちゃん、おばあちゃん、まだ母はそっちに行けないよー、連れて行かないで!と仏壇に話かけた日であった。


更に詳しく検査をするために造影剤検査をし結果は更に1週間後。

結果を待ってる1週間は地獄のような日々だった。


膵臓癌についてついついネットで調べてしまう。

それを見て最悪を想像し、仕事が頭に入らず無気力。すぐに泣く。不眠。食欲不振に陥る私。


もっとしんどかったのは母のはずなのに。


それでも間違いであってほしい、やっぱりピロリ菌だった!があるかも知れない…との願いも虚しく


2024.6.15(土)造影剤検査の結果、膵臓癌確定。

腫瘍マーカーDUPAN-2が1600と鬼の数値。

膵体部(膵頭部寄り)に5cmにも成長した腫瘍が。

市はお祭りで賑わっていたが、うちの家族はどん底だったそんな日。


こんなに成長してるからきっと脂肪便以前にもっとしんどい症状現れてたんじゃないか。

って今思い返すと、好きだったのに辛い物が前より食べられなくなったとか、脂っこいもの食べると胃痛がおきると言って胃薬飲んでたとか、滅多に風邪ひかない母が4月に嘔吐して熱を出した日があったとか、GWに一緒に温泉行った時痩せたなと感じたとか…これは前兆だったのではないかと振り返る。


まだまだ母は元気と過信しすぎていた自分に後悔。


でも後悔しても戻らない。今やれることをやっていくしかない!!と急遽仕事だった兄も午後休を取ってくれて、家族みんなで集まり話し合った日。


腫瘍が5cmにも成長しているけど、転移や管の巻き込みは見られず今のところ膵臓内で腫瘍は留まっているから切除は可能との事。


抗がん剤してから切除するのか、いきなり切除するのかはがん研専門の病院で相談して決まると。


腫瘍がこれ以上大きくなるうちに早く治療に

入りたい!できる事は何でもやりたい!


例え切除しても再発率が高い魔の癌。

開腹してみて転移が見られるとかもあるかも知れない。

切除しても5年生存率はわずか。


それでも私たちともう少し一緒に楽しく過ごしてほしい。孫の20歳の成長も見てほしい。

どうか長生きしてください。

親孝行まだ出来てないんだよ!

大好きだよ、お母さん。


明日は紹介状を書いてもらったがん研の病院へ連絡して予約取ります。

これから長い戦いが始まるかもだけど、負けるな!頑張れ!

私たち家族も諦めない!!