ミステリー小説
どうかしてる系
2冊目
エレファントヘッド
白石智之
角川書店
タイムパラドックスを伴う多世界解釈、
パラレルワールド
MARVELの世界観で言えばマルチバースですか
ある起点の選択肢から世界が分岐し、
それぞれ別の世界が存在していく
そんななかで起こる連続変死事件…
もう、、、
わっけ(訳)分からんッッ
とにかく枝分かれしまくる世界
それについてくの必死
そんな訳で
散りばめられてる伏線に気付く暇もない
ぼーっとして読んでたら、
あなたどの世界線のあなたですかね?
ってなっちゃうw
これはね〜
頭の整理が上手な人じゃないと
なかなかスラスラ読めないんじゃないかなぁ、
とはいえ
わたしみたいなモンでも状況整理できるよーに
ご丁寧に図やまとめ書きが
要所に出てくるので
なんとかかんとか
(度々前ページに戻ってみたりして)
置いてきぼりくらわずに
楽しめました
そしてとにかくおもしろい
序章から惹き付けられる
ドラマで言えば初回からおもしろいという感じ
主人公(であろう)象山が置かれる状況も特殊だけど
周囲で起こる事件も理解不能で
日常のなかで有り得ない出来事の連続
あまりにも突拍子もない事象の謎を解くということは分からないことがそのまま謎として提示されるわけなので
なんか分からな過ぎるけどどういうこと
っていう謎解きが繰り広げられます
その終着点が
また予想もつかない展開で度肝抜かれました
脳天爆発コカコカライムっていうドリンクが
作中に出てくるんですけどね、
ちなみにアルコールです
がぶ飲みして頭スッキリさせたいーーー
ってなるくらい
脳天爆発しそうになる
SFミステリーでした
こんな発想で小説を書ける作家さん
ほんとどうかしてる
(いい意味で)
この作品映像化されたらすごく面白そうだな〜と思いましたが…
結構ドぎついというかグロ系…なので地上波では無理かも
ネトフリさんとかで、どうでしょう
人の脳は10%くらいしか使われていない、
なんてよく聞きますが
脳を100%に近い状態で駆使するとしたら…
それはもう狂気の世界に違いない
人の脳の可能性を考えてみたけれど、
やっぱ10%でいいや………
平凡な人生をお気楽に生きたい、
そう思いました
先週末はさくらが見頃で満開でしたね
お天気もよく
綺麗な枝垂れ桜の下
お花見を楽しむ人々を横目に
職場へ直行〜〜〜
ブロガーさんのさくら便りも楽しく拝見
束の間の春を満喫しました
学生さんも春休みはもう終わりかな?
また一週間頑張りましょう
最後まで読んでくださり、ありがとうございます