そういえば最近じっくり映画を観てなかったな、

と久しぶりに映画鑑賞映画

 

新作でPick Upされていてたまたま目についた映画を見てみたらとってもおもしろかったのでご紹介ニコニコ

 

 

 

 

BLACK BERRY

 

(2023)

製作国:カナダ
監督:マット・ジョンソン
キャスト:ジェイ・バルチェル、グレン・ハワートン、他

 

 

 

 

 
現代では誰もが手にするスマートフォンスマホの先駆けとなったカナダの企業ブラックベリー社スター
 
その栄光と盛衰を描いた伝記映画
 
 

 

 

 
 
工学系のエンジニアマイクダグが設立したソフトウェア開発会社RIM
 
知識と技術は凄いのに経営の能力が全くないRIMに
野心溢れる実業家ジムが参入
 
ジムは参入する条件としてCEOの肩書きを要求してきます(ずーずーしぃむかっ)
 
 
猛反対するダグの願い虚しく
マイクとジムの共同CEOという形で条件をのんだ(のまされた?!)RIM
とにかくマイクが優柔不断というか、自分の意見をハッキリ言えないモジモジくんでイライラ〜ムキー
 
 
そこからRIMは急成長し
ブラックベリーの市場占有率は伸び
大企業へと成長していくのですがーーー
 
 
 
これ、おもしろいのが
もともとマイクとダグが設立した当初の創立メンバーは少数ながら工学に関しては精鋭集団、
そして全員が映画オタクでもある泣き笑い
 
ダグを筆頭に『タートルズ』の音楽を流し、週に一度は会社で映画鑑賞会、という大学のサークルのようなノリ音譜
 
そんな感じでわちゃわちゃやってたところに
ビジネスの手腕引っさげた野心家でオラオラ系のジムがCEOとしてやってきたのでもー大変アセアセ
 
90年代のビジネスマンというか…
とにかく会社を成長させるためには手段を選ばないジム爆弾
 
大手の企業から人材をヘッドハンティングする際も株を不正操作して架空の給与を提示して引き抜いたり……危ない橋を渡り歩き(まくり)ます驚き
 
 
自社製品を自分のこだわり通りに作ることにしか興味がないマイク
かたや、自社製品に愛着もなく製品を売ることと会社経営にしか興味がないジム
 
共同経営というのは必ずしも危険性があるとは言えないけれど、もともと目的も将来のビジョンも違うふたりが同じ肩書きに就くことは多大な危険を孕んでいると思う内容でした
 
その齟齬が会社全体に影を落としていきます
 
 
製品が市場へ出回り大企業へと成長するにつれ
目を光らせる怖〜い上司も参入し…おーっ!
オタクの映画鑑賞会ルンルン
なんて許さんムキー!!仕事しろー!!
とビシバシスパルタになっていく職場環境赤ちゃん泣き
 
 
とはいえ、世界初の電子メール機能付き携帯電話を作り出したRIMは順調に業績を伸ばしていき、TOP企業にまじかるクラウン
 
新たな自社製品を開発し、多数の契約も取り付けていた矢先の2007年ーーーー
 
 
 
そう、
 
アップル社の i Phone 発表 ゲッソリ
 
 
目新しいものが発明されると同時に
古いものは淘汰されていくのが世の常……
嗚呼、諸行無常えーん
 
何度もテレビで流れたスティーブ・ジョブズのプレゼンテーション
革新的なスマートフォンの発明と歓喜する人々の裏に…
 
涙を飲んだ人々もいたのだなぁと。
 
 
 
その後、
プライドも商品へのこだわりも捨て、
長年連れ添ったダグをも突き放してしまうマイクの変貌ぶりはまさに栄枯盛衰ガーン
 
 
もちろん長い時間をかけて徐々に入った亀裂は
修復不可能に。。。
 
 
マイクとジムの最後の対峙、
全てを悟った諦念感というか
あ〜、人って最後の最後の瞬間ってこんなふうに笑うものなのかもな
っていう演技がすごくリアル
 
 
 
ブラックベリーという携帯電話は
わたしは初めて聞いたのですが、
一時代を築いた企業の成長と衰退の物語
 
スマホを手にすることが常識になった現代に
こういう伝記映画を観るのもおもしろいニコニコ
 
 
 
 
 
初めて持った携帯電話ってみなさん覚えてます?
ちなみにわたしはデジタルツーカーチョキ
響きがもう懐かしいー笑い泣き
若い子は分からないかもだけど今のauですね!!
 
中学生だったかな〜?
画面は白黒だったものの初めてのメール機能が嬉しくて楽しくて革新的でしたイエローハーツ
 
あれから数年経たないうちにカラーになりインターネットが使えるようになりタッチパネルになり…
目まぐるしい技術の進歩を肌で感じてきた世代だったな〜とびっくり
 
 
ちなみに鑑賞後気になってちょっとググッてみたところ、ブラックベリー社は健在
現在はサイバーセキュリティやソフトウェア開発に力を入れている会社だそうです
 
 
企業の会社経営というシビアな内容ながら
全体的にコミカルに描かれていてとっても見やすい作品でしたスター
 
 
この作品とってもおもしろいのに日本で劇場公開されてなかったらしい
最近すごくいい作品なのに劇場公開されずに配信されるってパターンすごく多い気がする悲しい
 
ますます映画館から足が遠のいちゃうなぁショボーン
 
たまには映画館にも行かなきゃなと思う今日この頃です汗うさぎ
 
 
 

 
 
 
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございますあじさい