昨日は予約して、携帯電話の解約に行きました。


 両親の携帯電話の解約に行ったのです。


 合わせて月に3000円強くらいかな?

 解約するのは当たり前ですが、両親は2年ぐらい携帯電話を1回も使っていません。

 

 だから、7万円以上無駄に支払ってきました。


 父は5年前から使っていません。

 母も4年前から、どんどん使わなくなりました。

 

 もっと早い段階で契約を解除することも出来たのですが、両親の老いを認めるのが恐かったんです。

 自動車の免許証と同じかもしれません。

 取り上げるのは子供として辛いんです。

 いつまでも厳格で尊敬できる親であってほしいんです。

 

 人間として終わったとの烙印を押すような気分になります。 


 昨日は、当然の手続きでしたが、それでも辛かったです。

 人生の店じまいは、辛いです。


 どんどん、母の存在が抹消されてゆく。

 当たり前ですが、私には当たり前ではありません。


 母のガラケーをスマホに替えた。

 それで母は使えなくなった。

 数年前のそんな後悔が、私の心に戻ってきて私を責め続けます。


 後悔だけが、私と母の糸電話。

 そんな気がします。