最近、自分の中でスマッシュヒットした考え方に出会いました。

それは、




人間は不安な生きものだから、不安がなくならない

だから不安をなくそうとしてはいけない



 

斎藤一人さんの本を読み返したらそう書いてありました。

前に読んだ本なのに、全然覚えてなかったけど(笑)



改めてこの考え方を知って、なるほどなーと、ものすごく腑に落ちるものがあったんですね。



「あー、今まで不安をなくそうとしていたかも」

 

そのことに気がついたわけです。



決してなくならないものをなくそうとしていた。

 

不可能なことをしようとしていたってことです。

ミッション・インポッシブルを自分に課していた。



できないことをやれって言われるのは辛いことですが、それを自分にさせようとしていた(笑)

 

一人さんの言葉を引用します。

 

総理大臣になっても、大金持ちになっても、何をしても、何かしらの不安がつきまとうんです。

不安がなくなるのは、あの世にいったときです。

死んだときに、「涅槃に入る」といって、このときが「大安心」なのです。



 

つまり、不安というものは死ぬまでなくならない。

(マジっすかー!?)



じゃあ何?人はずっと不安に怯えながら生きなくてはいけないの?

 

というと、そうでもない。



どうすればいいのかというと、



あきらめる(笑)

 

引用を続けます。

 



人間は不安な動物で、生きてるうちに不安はなくならないんだ、と。

不安をもっている自分は正常なんだ、

今日も生きているんだ、ということです。

人間というものは本当に不思議なもので、不安があるのが普通だと思うと、意外と不安がなくなるものなんです。

逆に、なくならないものを、なくそうと思ったとき、無理がかかって自分が苦しくなる。

 



これ、超重要ポイントですね。



不安があるのが普通だと思うと、不安がなくなる

 

人生って本当に逆説的だなーと思います。



「不安を感じて生きるなんて嫌だ!そんな生き方はおかしい」

 

そう思っているうちは、不安とたっぷり向き合うことになる。


逆に、

 

「生きてるんだから不安くらいあって当たり前。むしろ健康的でしょ」



くらいに思っていると、不安にとらわれることなく気楽な自分でいることができる。



だから、

不安と仲良くなる。

不安に寄り添ってあげる。



不安LOVE。



そして、大切なことは、その不安との向き合い方が現実に影響を与えるという点でしょう。

 



「この不安があるなかで、自分は何ができるだろう」

と考えだしたとき、人は動き出す。

現実が変わるんです。



――『ツイてる!』(斎藤一人)より

 

 

 





 

不安とは、いうなれば「未知の体験」にすぎません。

見えないものに向かうとき、人は誰も孤独です。

そのなかで、怖れるのか、愛するのか。



Afraid or Love ?

 

そう簡単に愛するなんてできない。

そんなときは、むしろ正常です。

ちゃんと生きてるんだなーって、自分の存在を確かめることができる。

そして、ほんの少し、自分の中にいる不安に寄り添ってみる。



「何を怖れてるの?」

 

怖れつつも、楽しめるように。


Afraid and Love.


そう決めたとき、不安が興奮に変わってゆく。

ワクワクしてくる。



「この先、一体どんな展開が待っているのだろう?」

「このピンチをどうやって乗り越えていくんだろう?」

 

不安はなくならない。

あきらめたとき、興奮に変わるから。

 

 

思考は、使うことを止められないツール。

どうせ使うなら、愛のために。



なんかしらんけどすべてはうまくいくようになっているこの世界で、

わたしたちは安心して生きていい。


どうせ不安はなくならないし、どうせうまくいくから。



ツイてますね♪

 

 

◎Link:『ナンカウマ幸福論』

 現在牡羊座9度。360度コンプリートまであと、351度。

 (完成すんのか!?)