早起きチャレンジ12日目。

ブログ更新にもすっかり慣れてきました。
もっといろいろ書いていきたいところです。

さて、今日はちょっと変わったこの本について書きたいと思います。

『谷村新司の不思議すぎる話』 谷村新司 著

同じ本ばかりだと飽きてくるので。
(私、飽き性なんです…)

谷村新司さんといえば24時間テレビの「サライ」でも有名ですが、代表曲といえばやはり「昴」。

この「昴」について語られています。

メロディと歌詞が同時に、そして極めて鮮明にやってきました。

長いミュージシャン生活で、あとにも先にも「昴」ほど鮮明なイメージが一挙に降りてきた経験はありません。

「ん?『さらば昴よ』って何?」と歌詞の意味もわからないまま、手が自然に動いて歌詞を書き留めたのです。


あの名曲の歌詞が、まさか書いた本人にも意味がわからなかったといいます。

「昴」というのが「二十八宿」で「財の星」と呼ばれていることにも触れています。


「二十八宿」とは、天球を28の”宿”に区分けして、月や太陽の位置や運行を示した古代中国の星図です。


これは宿曜占星術なんかで利用されてますよね。

宿曜占星術は、個人的に結構当たってるんじゃないかなと思っています。

もし興味があればご自分の宿を調べてみると面白いですよ。

谷村さんは55歳のときに帯状疱疹で体調を崩したことを転機に神秘の世界の勉強を始めたらしいです。

そしてある日、突然頭の中に声が聞こえるようになる。

それがプレアデス星人

この辺になると、半信半疑になっちゃいますよね。

でもUFOを見たことのある私としては信じざるをえません(笑)


もしも昴が「財の星」だとしたら、現代風に言うならそれはまさしく物質文明のシンボル。

その「昴」に「さらば」と告げるのは、物質文明にサヨナラを告げようという意味に他ならないのです。


さらに「我は行く 蒼白き頬のままで」という歌詞の意味にも触れています。

それはインドに行って意味がわかったらしいのです。

インドでは顔を青白く塗った人たちが大勢いた。

それはシヴァ神への信仰を表すもの。

シヴァとは「破壊の神」。

創造のための破壊、つまり

目に見えないモノを大切にするという新しい価値観に基づいた世界を作り上げるために

古い価値観(物質文明)に基づいた世界を一度破壊する

ということを意味していた。

面白いですねー。

書いた本人も歌詞の意味がまったくわからないまま歌い続けて、これほど売れた曲というのも珍しいのではないでしょうか。

不思議な話は続きます。

千円札の裏側の富士山。

これは確かに富士山ですが、湖面に映る逆さ富士は明らかに富士山ではない。

これはシナイ山である可能性が高いといいます。

そこから話は日本とユダヤの関係に入っていきます。


日本とユダヤ人が同じ祖先を持っているという説を「日ユ同祖論」といいます。

「日ユ同祖論」は一種の都市伝説とみなされることも多いのですが、眉唾モノとして簡単に片付けてはいけないと私は思います。


日本語とヘブライ語の共通点や、昔からの風習、鳥居や伊勢神宮の六芒星など…。

さらに日本列島は世界五大陸の縮図であることにも触れています。

これはびっくりするほど似ているので、興味がある方は調べてみてください。

日本には古代、世界中から多くの人が集まってきたということです。

地理的にも最果てにあるのでその通りかもしれません。

さらに、人のからだの不思議の話。

私たちのからだは「赤」と「白」からできている。

音の不思議の話。

など盛りだくさんです。

最後に「昴」の歌詞を載せておきます。


目を閉じて 何も見えず 悲しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし

ああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照らせよ

我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ

呼吸をすれば胸の中 凩は吠き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり

ああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ

我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よ

ああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を

我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よ