花には

散ったあとの

悲しみはない

ただ一途に咲いた

喜びだけが残るのだ

『坂村真民一日一言』より


なんだかいいなあと、思う。
心にしっとりと沁み込んでくるような。

精一杯、自分の花を咲かせたい。
そういうふうに思って生きている。

それはきっとみんな同じ。
楽しいことや辛いこともあるけれど、
ここに居るよ、という証し。
自分だけの花。

どれだけ咲かせても、必ず散る運命。

それでも、ただ一途に咲かせる。
喜びだけを残して。

余韻。という言葉が、わたしは好きだ。