中国東北の旅（吉林市編その１）

　前回の大連に続いて、「吉林省吉林市」から「吉林省図們市」までの旅をご紹介します

　まずは、「吉林市」

　玄関口となる「長春龍嘉国際空港」から「吉林市」までを見ていきましょう

　由　来：　吉林省長春市二道区「龍嘉」鎮より

　位　置：　吉林省省都長春市中心部から約30km

　　　　　　　　〃　　吉林市　　〃　　　75km

　開　港：　2005年8月

　　　　　　以前は1941年開港の満洲国時代の新京飛行場

　　　　　　（満洲国首都）を起源とする大房身国際空港

　　　　　　（軍民共用）を使用。

　　　　　　2018年10月には新国内線ターミナルが開港。

　標　高：　215m

　滑走路：　3200m

　東北平原の地平線が広がります

　一面のトウモロコシ畑です

　昔は稲作も広く行われていたようですが、中国も日本同様に、農村部の人手不足が著しく、栽培しやすいトウモロコシに置き換わっていったようです

　人　　口：　市轄区177万人（吉林省第二の都市）

　　　　　　　省都の長春市の市轄区は433万人

　標　　高：　約200m

　緯度経度：　北緯43度52分0秒東経126度34分0秒

　　　　　　　緯度は旭川市と同程度

　高速道路を降りると一気にゴミゴミします

　クラクション合戦です

　「ラウンドアバウト」と言われる交差点、信号が無くロータリー式です

　中国東北料理とは、中国八大料理系統では「北京料理」と同じ「山東料理」に分類されます

　旧満州地区の遼寧省、吉林省、黒竜江省の郷土料理で、味付けのベースは塩味や醤油味が多く、西のモンゴル、東の北朝鮮、北のロシアも融合した料理です

　エビに苦みを加えた味です　食感はサクサクです

　お酒のツマミとしてピッタリです

　いま中国で人気なのが、白ビール（ホワイトエール）というものです

　写真は青島ビール

　これが大人気らしいです

　通常のビールは大麦麦芽を原料としますが、白ビールは、大麦麦芽と小麦を原料とし上面発酵により醸造されるビールです　南ドイツのヴァイツェン（ヴァイスビール）をお手本とされているようです

　日本でポピュラーなピルスナー（ラガーの一種で濁りが無い黄金色が特徴）と異なり、注ぐと少し濁りがありますが、フルーティーさが特徴です

　次回は、吉林市内の日本にゆかりのある観光名所を見ていきたいと思います

　それではお楽しみに