前回まで「中山神社」の摂末社を見てきました飛び出すハート

 

 今回は摂末社の残り一つとその他文化財を見て、中山神社を終わりにしたいと思いますニコニコ

 

 ・ 荒脛神社(アラハバキ社)

 ・ 御火塚(読み方不明)

 ・ 氷川三社の由来

 

 それでは順番に見ていきましょうびっくりマーク

 


  荒脛神社(アラハバキ社)

 

 

 とても有名な神様で、ミシャグジ(ミシャクジなど読み方多数あり)様やおシャモジ様に並び、とても謎の多い神様が祀られた神社です驚き

 

 ちなみに当社では、猿田彦(サルタヒコ、白髭神社の御祭神でもあり天照大御神に遣わされた邇邇芸命(ににぎのみこと)を道案内した国津神、民間信仰の庚申信仰や道祖神とも結びついた神様)と同じ神様とされているようでした無気力 御朱印売場の御朱印に書かれていました無気力

 

 

 

  御火塚(読み方不明)

 

 

 古来から12月8日に行われている「鎮火祭」と「火渡り」が行われる場所です無気力 四隅にあるのは「力石」のようです無気力

 以下に詳しく書かれていますが、「同社の鎮火祭は、「新編武蔵風土記」にも記載されているなど、古くから伝わる伝統の神事。しかし、同祭を行ってきた講の跡継ぎがいなくなったことや、まきにするアカマツの入手が周辺で困難になったことなどから、1981(昭和56)年を最後に「火渡り」は中断していた。中断期間は20年近く続いたが、新しい宮司が着任したことをきっかけに、2001年に小さな規模で「火渡り」を復活。「最初は近所の人だけだったが、口コミで徐々に参加者が増えていった」」とあります無気力

 

2013年12月8日 大宮経済新聞

https://omiya.keizai.biz/headline/171/

 

 以下のYouTubeに、「火渡り」がご紹介されています無気力

 

 

 

  神社由来

 

 

 
 

 

  案内板 

 

 案内板には以下のように記されていました無気力

 個人的には「氷川三社の成り立ち」はこれで間違いないと思います無気力 しかし、謎として残るのは、出雲と武蔵が融合していく過程で、消滅したもの、生き残ったもの(アラハバキ神など?)、融合して姿を変えたもの(弁才天など?)があったのではないかと思います無気力 それが謎めいてしまった要因かもしれませんね爆笑

 

 創建二千一百二十年をまもなく迎える。

 氷川簸王子神社には、二つの伝承があります。

 一つは、神社の御祭神である、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命は、遥か昔に、出雲の国から来られた神様である、という伝承。

 一つは、江戸時代に埋め立てられてしまった、武蔵の国の、見沼と呼ばれた広大な沼には、弁財天と共に、数多くの龍神様が棲んでおられた、という伝承。

 氷川簸王子神社が御鎮座するこの地は、遠い出雲の国の吉祥の神と、武蔵の国の水徳の神が、出会われて、一つになった。神々しいばかりの土地であります。

 氷川簸王子神社は、境内の御神木の倒木から、二組六体の御神像を彫刻して、福徳の神としてお祀りし、二つの伝承を、見える形で後世に伝えます。

 一組は、八雲大黒天像と白兎神像で、出雲の国から、打出の小槌を手にした大黒天様が、二体の白兎神様と共に、人々に開運を授ける為に降臨された。というお姿の開運大黒天像。

 一組は、白弁財天像と龍神像で、見沼の底から、満願の宝珠を手にした弁財天様が、二体の龍神様と共に、人々に満徳を授ける為に示現された。というお姿の満徳弁財天像。

 御神木から誕生した、二組六体の御神像は、縁起が良い夫婦大黒天像として、神社の社合である、簸王子の神に因む、境内の大国天社に奉安されます。

 

 以上、案内板より引用しました無気力

 

 

  「八雲大国天」の御神像(御神木の倒木かを彫刻) 

 

 

 

 

  「白蛇弁財天」の御神像(御神木の倒木かを彫刻) 

 

 

 
 

 氷川神社から始まり、氷川女体神社、中山神社と見てきましたにっこり これまで神社といえば、単純に神様が祀られていて、それがどのような神様なのかということも知らず、氷川三社を見て、これだけたくさんの神様がいることを知り、とても驚きました笑ニコニコ

 また、現在の神社は、古事記や日本書紀(日本神話の部分)、仏教(神仏習合)が非常に密接に関わっていることも知りましたが、有史以前の宗教(アニミズム的なもの)も融合しており、謎めいて複雑になっているのかもしれませんニコニコ

 今後も隙間時間に、そのあたりを見ていけたらいいなと思ってます笑ニコニコ

 

 それではまたお楽しみに飛び出すハート



  大宮氷川神社

















  氷川女体神社










  見沼田んぼ