前回の「氷川神社(氷川女体神社編その2)」では、全12社の摂末社のうち、一番目~四番目をご紹介しましたびっくりマーク 今回はそれに続いて、五番目~十二番目までご紹介したいと思います飛び出すハート
 
 ちなみに今日は七夕です みなさん星空は見ましたか 首都圏の方は晴れてはいますが少し霞んでるかなぁ魂が抜ける
 ということで、動画をいくつか見てみました飛び出すハート 以下の動画が短くきれいに撮影されていていいかもしれませんニコニコ(ただし、6年前の動画のようです。)
 

 七夕の由来について調べると、もともとは神事の「棚機(たなばた)」が由来で、仏教伝来後の平安時代に、中国の「織姫と彦星の伝説」と融合して、「棚機(たなばた) ⇒ 七夕(たなばた)」と当て字があてられたようです無気力 知らなかった爆笑

 

 

 
 
 
 それでは順番に見ていきましょうニコニコ 関東有数の古社ならではの御祭神が不明な摂末社があり、なかなか手ごわいですよネガティブ
  

 

 
 

 

 五,「神明社」 天津神の主宰神

 御祭神: 天照大御神(アマテラス)

 神 格: 高天原主神、太陽神、幡織神、農業神、皇祖神

 

 

 
 

 

 六,「今宮神社」 不明

 御祭神: 不明

 神 格: 不明

 

 推定した御祭神: 須佐之男命(スサノオ)

          または、水神(縄文から続く自然崇拝、

              ≒ 蛇神 ⇒ 見沼の龍神と融合)

     神 格: スサノオ: 海神、嵐神、農耕神

 

●関連が深いと思われる神社

 

 〇秩父今宮神社(埼玉県秩父市)

  起源: 神道としては、信州諏訪勢力(出雲族と縄文系が

      融合したとされる。)紀元(AC)100年ぐらい

 

      飛鳥時代に「伊邪那岐・伊邪那美」(イザナギ・

      イザナミ)の二神が祀られる。

      

      室町時代後期(1535年、戦国時代)に、

      京都の今宮神社からスサノオノをこの地に勧請

 

      ただし、それ以前の縄文時代から、大宮氷川神社

      と同様に、湧水地に水の神が宿るものとして信仰

      されていたことが推定される。

 

 

 〇今宮神社(京都府京都市北区)

 起源: 平安建都以前より、スサノオが祀られ、疫神を祀る

     社(やしろ)があったとされる。

     現在は疫社となり、同様に素戔嗚尊(スサノオ、

     スサノオの日本書紀の表記)が祀られる。

 

     現在の御祭神は、以下の三柱

      大己貴命(オオナムチ、=オオクニヌシ)

      事代主命(コトシロヌシ、オオクニヌシの息子)

      奇稲田姫命(クシナダヒメ、スサノオの妻)

 

  

 
 

 七,「石上神社」 天津神の霊剣

 御祭神: 布都御魂(布留御魂、フツノミタマ)、

      布都斯魂大神(フツシミタマ)

 神 格: 建御雷神(タケミカヅチ)とすると

      軍神、雷神、地震の神、剣の神

 

 建御雷神(天津神、タケミカヅチ)はこれを用いて、葦原中国(あしはらのなかつくに、高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界 = わたしたちが住む世界)を平定したとされています魂が抜ける

 

 

 
 

 

 八,「坂東神社」 不明

 御祭神: 不明

 神 格: 不明

 

 推定した御祭神: 大己貴命(オオナムチ、=オオクニヌシ)

          ※こちらは正直、自信はありませんニコニコ

 

●関連が深いと思われる神社

 国王神社(茨城県坂東市)

 主祭神: 平将門(実在)

      第50代桓武天皇四代の皇胤(こういん、=子孫)

      平将門の乱を起こし、「新皇」を自称し独立を

      標榜したが、即位後2ヶ月足らずで討伐された。

      死後は怨霊になり、日本三大怨霊の一人

      有名なところでは、「神田明神」に祀られる無気力

 創 建: 平安時代後期(972年)

 

 

 

 
 

 

 九,「住吉明神社」 国津神の主宰神

 御祭神: 大己貴命(オオナムチ、

           大国主神(オオクニヌシ))

 神 格: 国造りの神、農業神、薬神、禁厭(きんねん)の神

 

 

 
 

 

 十,「天神松尾合社」 天津神

 御祭神: 少彦名命(スクナビコナ)

      菅原道真(スガワラノミチザネ、実在)

 神 格: スクナビコナ:国造りの神、農業神、薬神、

             禁厭の神、温泉の神

      菅原道真:  学問の神様

 

 大宮氷川神社では、少彦名命(スクナビコナ:オオクニヌシと共に国造りを行った神)が天津神社、大山咋神(オオヤマクイ:スサノオの孫)が松尾神社に祀られていました爆笑 謎ですね笑爆笑

 

 

 
 

 

 十一,「龍神社」 不明

 御祭神: 不明

 神 格: 不明

 

 推定した御祭神: 見沼の龍神(縄文から続く自然崇拝の神)

 

 水神 ≒ 蛇神 ⇒ 龍神 は以下が参考になりそうですニコニコ

 この摂末社が一番大きいです無気力 別格なのかもしれません無気力

 

 

 

「縄文人と水とのかかわり」なす風土記の丘湯津上資料館

 

「水神のルーツと生活文化II」文教大学

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 十二,「宗像神社」 神仏習合の神

 御祭神: 弁天様(七福神の一員)

      宗像三女神の一柱である市杵嶋姫命

      (イチキシマヒメ)

      と同一視されることが多い。

 神 格: 財宝神

 

 「宗像神社」のみ境内外に祀られています無気力 大宮氷川神社と同様に、福岡県の世界遺産「沖ノ島」を見立てたつくりになっていますにっこり

  マイナスイオンを大量に浴びましたニコニコ

 ただし、この時期は蚊が大量発生していますので、またまたですが、蚊に刺されやすい方はご注意ください笑爆笑

 

 

 以上、全12社の摂末社を見ましたニコニコ 古社だけあって、不明なものが多く手ごわいですねネガティブ

 

 そして、氷川女体神社の見どころであるニコニコ 古代から連綿と受け継がれて来た「祭祀跡」を見ていきましょうびっくりマーク

 

 見ていきたいところですが、お楽しみは次回へ爆笑

 それではお楽しみに飛び出すハート