いよいよ関東屈指の古社、大宮「氷川神社」の境内へ
三の鳥居を空いている正面からくぐったら、周りから注目が 真ん中は神の通り道となるため、手前で心を落ち着かせ一礼し、左右どちらかの隅から入るのが作法らしいです…
鳥居をくぐると左側にポツンと佇むものが見えました。
国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」
国歌発祥の地と言われる「岐阜県揖斐川町」で算出したさざれ石が奉納されています
ただし、上記の揖斐川町以外にも日本各地にさざれ石がありますので、そのうちの一つと考えてください
どちらも長い年月をかけて成り立った貴重なものですね
そして、さざれ石のお隣にこんなものが
「戦艦武蔵の碑」
碑文の中に「…昭和17年8月5日に広島県呉で行われた竣工式には、氷川神社より六名の神職が出向し、式が厳しく執り行われた。 艦内神社には、氷川神社が分祀され武蔵神社と命名された。…」とあります。
武蔵国の因んで命名され、第二次大戦中に世界最強、最大と言われた戦艦です
埼玉県内にある酒蔵の銘酒が奉納
こんなにあったんですね 酒造りにおいしいお水とお米は欠かせません。
酒蔵マップから3つのエリアに分かれることがわかりますよ
荒川筋、利根川筋、そして湧水のある大宮台地
さいたま市内にもなんと4つの酒蔵がありますよ こんな都心近くに
純米大吟醸などおいしいですが、ここも我慢笑
「桜門」
いよいよ拝殿へ
氷川神社には主祭神以外に、主祭神にゆかりのある神様が摂末社に祀られています。
お詣りする順番は、本社拝殿、摂末社となり、摂末社に順番は無いようです
「本社拝殿」
御祭神: 須佐之男命(すさのおのみこと)
記紀の日本神話に出てくるヤマタノオロチ
伝説の主人公で、アマテラス、ツクヨミ、
スサノオの三貴子のひとり
稲田姫命(いなだひめのみこと)
スサノオの妻
大己貴命(おおなむちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
スサノオの六世の孫
オオクニヌシや大物主神など
多くの別称あり
出雲大社の主祭神
氷川神社は社記によると、今から凡そ二千有余年第五代孝昭天皇の御代3年4月未の日の御創立と伝えられます。
紀元前の創建
ここで、氷川神社は非常に謎の多い神社と言われ、その成り立ちには諸説あり、創建者が謎などありますが、縄文遺跡も発掘されているようですので、以下のような理由で自然崇拝の対象となるところだったのかもしれません。勝手に考えた内容です笑
高 台: 大蛇(見沼の水神)が住むと恐れられ、
大変な暴れ川だった荒川の洪水被害を
受けなかった。
(生きるために必要)
広い関東平野を一望でき、
天体観測もしやすい。
遊水地: 見沼の源流の一つとなる清らかな湧水があった。
(生きるために必要)
食糧庫: 大宮台地や見沼が縄文時代から稲作が始まる
弥生時代まで食糧庫として機能していた。
日本の貝塚の6割が関東平野に分布しています。
(生きるために必要)
「舞殿」
神楽舞や雅楽が行われるようですよ
奥に見えるのが拝殿
「蛇の池」
パワースポットが好きな方には、かなり有名な場所のようです
古代はこの周辺で祭祀が行われていたかもしれません。
ベンチがあり、ずっと池を眺めている方が何名かいました この空間、癒されますよね
「本社拝殿」、隠れた最強のパワースポット「蛇の池」に続いて、摂末社へ
続きは、後編(その2)へ笑