午前中 家事をしている最中に夫(膵臓癌Ⅳ)は天国へ旅立った
眠っているのか判断がつかないほど安らかに
昨夜は回復傾向だと感じていた
会話をし澄んだ瞳で空間を見つめ とても穏やかな様子だった
あれは 中治り現象だったのかもしれない
一時的にそういう事があると知っていたが結びつかなかった
全てを受け入れ寄り添ってきたつもりだった
そう遠くない未来に永遠の別れが来ることも
それなのに『なにも死ななくてもいいでしょう?』と思う自分がいた
あっけなく逝ってしまったが夫らしいかもしれないと感じている