今日も部屋でゆっくり過ごす夫(膵臓癌Ⅳ)
先週の日曜日に比べると今週の方が三連勤後の回復が遅いと感じる
癌告知の後 抗癌剤治療をしないと医師に告げた時の事を思い出した
2週間程考えた末の結論だった
恐らく夫の状態だと一刻も早く治療を開始するべき状況であったと思う
初診時からその為の万全の体制は整えて下さっていた
しかし夫の意志は固く無治療を選択した
夫は方向性が決まったことにほっとしているようだった
告知時から私は夫に同情の気持ちは湧かなかった
日本人の約2人に1人が癌になる時代、私だってどうだかわからない
誰がいつ何で亡くなるかは予測不能(病気、事故、災害、事件、他)
この時点で夫と私の立場に大きな差異は感じられなかった
同じ土俵に居る気がしていた
ただ痛みで苦しまないで欲しいとだけ願っていた