治療の為に提示されていた抗癌剤はアブラキサンとゲムシタビン
しかし標準治療とされる抗癌剤治療を受けないと決めた夫
最も大きな理由は抗癌剤治療の副作用で衰弱していく人を身近でみていたから
性格的に痛みやストレスを極端に避ける傾向がある
治らないのであれば苦しい思いはしたくないとの事
治療をしてもしなくてもこの先の病状の変化は予測がつかない
がん診療連携拠点病院から次の医療機関にかかるまでの間は1週間ほど
ゴールの見えない航海に大した準備もなく手漕ぎボートで出発したような心もとなさを感じた
その反面、突然の検査告知で荒波に揉まれ溺れかかっていた心は方向性が決まったことでいくぶん落ち着いた