認知症の叔母75は三歩歩いたら忘れちゃうらしい。
もう3分持たない。

主治医に出来る事はなるべく自分でやらせるよう言われてるので、朝のゴミ出しや、食器洗いや、猫のエサやりなど、出来そうな用事を言い付けるのだけど、元来、面倒がりやる前にちょっと一休みタイプだから、何ひとつ用事が終わらない。

結局伯母85が怒鳴りながらも自分でやる羽目に。

外での他者との会話は成り立ってしまうので、ご近所も気付かないかもしれないけど、立ち話して後ろを向いた瞬間、どこの誰か解らないんだからね。


私が麻痺があるのも忘れちゃって、不思議そうに眺めてるし、どうしたの怪我したの?とか聴いてくる。
あー、もう
せめて、さわっちゃいけませんな扉だけはいじらないでくれ。
開かなくなるか閉まらなくなるか、家がボロいんだからね。
ドア壊れるぞ!