#02俺は刑事か？探偵か？

どうも、トミーです。

２０１０年７月に起きた事件です。

こんな話を書くと正体バレバレですけど、
思い出に残るワンシーンなので、
書かずにいられませんね。

こういう人は、信頼出来ないからビジネスをする時は
「気を付けてね！」という話しです。

どう言う人かというと、「自分の都合が悪い時は、
携帯に出ないし、折り返しの電話も来なし、
もちろんメールも返信がない」という事です。

よくあることでしょう。

情報商材や塾などで、
「分からないことは、何でも答えるので
　質問してくださいとか？」

「特典サポートメール90日間」
とか言っていても一切返事の来ない人。

そういう人は、要注意です。
（それ以上深入りしない方が良いと思います）

話を元に戻しますが、その社長、仕事を
普通にしていた時は、必ず折り返しで電話を
くれていたのですが...

ある日、仕事の都合で携帯に電話したら、
つながると同時にプッツと切られました。

それからは、一切電話に出てくれなくなりました。

会社は、地方ですが、東京に出張に行ったきり、
電話もつながらないし、家族からも電話も出なくなり、
連絡が一切取れなくなりました。

どうやら、資金繰りの関係で、
ブローカーと言われる人達となにか組んで、
悪いことをしているようでした。

一度、会社に暴力団風のお兄さんが来て、
社長と連絡取れるまで、ここを動かんと行って
警察に通報した事件もありました。

どうも、身内、社員、仲間に関係なく、
自分の都合が悪いと電話にでないで、
逃げ回る癖があるようです。

社長の奥様が、会社に残り、
いろいろ対応してくれていたのですが、
「電話がつながらない」といつも
頭を抱えていました。

家族にまで、連絡しないなんて

「人間として、どうよ」

そう思いますが、そのままで連絡を
待つ分けには行きません。

永遠に電話がないことは、
推測出来たからです。

しかし、その時に一緒に行動していた、
社長の仲間から、
わらびのアパートに泊まって活動している。

そのような情報を奥様が聞きつけました。

以前は、東京駅近辺に出歩いているという
情報を得て東京駅構内まで、
子供を連れて探しに行ったこともあります。

そういう事情で、朝早くわらび駅の前で、
待ち伏せを行うことになりました。

その日はわらびにいるかどうかも分からないし、
駅のどちら側の改札かも分かりません。

駅前のうどん屋に身を隠したり、
道端のガードレールに座り込んで、
来るかどうかも分からない、
社長を待ち伏せしていました。

朝早かったので、
ちょっとウトウトしてしまいしたが、
目を開けるとエスカレータに見覚えある
かばんを持った社長と仲間の社長が話しをしながら、
上がって行きました。

すかさず駆け上がり、「社長」と言って
驚いて振り向いた顔を見た瞬間なぜか、
私が刑事になり犯人を捕まえたような気になりました。

「家族は心配しているから、今すぐ電話してください」

そう伝えました。

その後は奥様にはＣメールや
電話はつながるようになりました。

めでたしめでたし、と言いたいところですが、
ミッションは失敗です。

奥様から指示されたことは、

「私が行くまで、一緒にいて離れないで」

でした。

社長は「これからお金持ちに会いに行く」
と一言言い残して、赤羽方面の電車に乗って

消えて行きました。