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読み:あましょうじ

雨などを防ぐために、紙に油をひいたあかり障子。
油障子と同意。

雨露のあたる屋外でも破れにくく軽くて光も通すことから、
灯台の明かり窓や現在のビニールハウスのような農業用、
また建築物にも多く用いられていたようです。

山車祭りでも昔は油障子が多く利用されていたようです。


【油障子】 (あぶらしょうじ)農具
天保年間に、京都聖護院村の伊藤金蔵によって考案された障子式
温床は、京都近郊全域に広がり、果菜類の促成栽培に大きく貢献し、
ひいては江戸、大阪の促成栽培にも大きな影響を与えた。

しかし、昭和30年代になって、ビニールハウスの普及によって、
その姿を消した。

この障子は、大正時代より昭和30年まで使用したものである。
縦145cm、横92cm、木框の厚さ2.7cmで、これに障子紙を貼り、
それに菜種油を塗ったものである。
これを木框の温床に被せ、温床の周囲に藁束を組み合わせた障壁で
囲んだ。この方式の温床は昭和48年を最後に全く姿を消した。

出典:国語辞典


<生活の知恵>
障子は雨の日に張るといい・・・

紙には湿気を吸うと伸び、乾くと縮む性質があります。
湿度の高い雨の日に紙は多くの湿気を含んで伸びています。
このときに障子の張り替えをすると、後日、紙が乾いて縮んだ
ときにはいい張り具合になるからだそうです。





★本★

歌が権力の象徴になるとき 屏風歌・障子歌の世界 (角川叢書)/渡邉 裕美子


英文版 障子の本/Jay van Arsdale


和+インテリアのヒント126―和をプラスして暮らしをセンスアップするヒント集/著者不明