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『蝉しぐれ』は、多くの蝉が一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に
見立てた語。夏の季語。

<俳諧>
閑さや 岩に染み入る蝉の声(松尾芭蕉)
蝉聞きて夫婦いさかひ恥づるかな(井原西鶴)
蝉も寝る頃や衣の袖畳み(蕪村)
住みかへよ人見の松の蝉の声(去来)

<俳句>
一筋の夕日に蝉の飛んで行(子規)
蝉鳴くや松の鞘に千曲川(寺田寅彦)


江戸時代後期増山雪斎筆中国では地中から出てきて飛び立つセミは、生き返り、復活の象徴として、玉などをセミの姿に彫った装飾品が新石器時代から作られてきた。また、西周ごろには、地位の高い者が亡くなった際にこのような「玉蝉」を口に入れて埋葬し、復活を願う習慣が生まれた。

日本では、種毎に独特の鳴き声を発し、地上に出ると短期間で死んでいくセミは、古来より感動と無常観を呼び起こさせ「もののあはれ」の代表だった。蝉の抜け殻を空蝉(うつせみ)と呼んで、現身(うつしみ)と連して考えたものである。

出典:Wikipedia


夏のひととき・蝶と蝉の声 Nature Music


ミンミンゼミ


ヒグラシの鳴き声




【音楽】

映画『蝉しぐれ』のオリジナル・サウンドトラック。
(試聴できます)
蝉しぐれ/岩代太郎


(試聴できます)
契り/蝉時雨/五木ひろし


(試聴できます)
空蝉/中村雅俊


空蝉 さだまさし 夢供養



【映画】

「キネマ旬報社」データベースより
『隠し剣 鬼の爪』の藤沢周平のベストセラーを、市川染五郎と木村佳乃を主演に迎えて映画化。
東北の小さな藩を舞台に、青年剣士・文四郎が、藩主に見初められたために派閥抗争に巻き込まれた幼馴染みの女性を守るため、非情な運命に立ち向かっていく。


江戸時代末期、東北の小藩・海坂(うなさか)藩。
下級武士の父・助左衛門と母・登世と暮らす15歳の牧文四郎は、
仲の良い友人と共に日々、剣術と学問に励んでいた。
隣家の娘・ふくに文四郎は淡い恋心を抱いていたが、ふくもまた
文四郎を慕っていた。

そんなある日、藩内の争いに巻き込まれた父は謀反の罪に問われ、
切腹を言い渡される・・・。

青春、友情、父から子へ継承される人としての生き方、そして
ひとりの人を思い続ける愛の物語が、美しい日本の風景の中で
描かれる。

蝉しぐれ プレミアム・エディション [DVD]/市川染五郎(七代目),木村佳乃,緒形拳