今日は

患者さんや利用者さん の

お金の管理 について困っている方 

使いすぎないで 本当に欲しいものを手に入れられるようになってほしいなー

と思っている方へ 

(自分自身も  爆  笑 )

 

 

“学校では教えてくれない

わが子に伝えたいお金の話“ 

講座を受講しました   

講師の先生が (杉山かおる先生) 

知的障害と自閉症をもつ息子さんがいるママで

ブログでは  

その息子さんの成長のエピソードにも励まされますし 

 

 

 

お小遣いと家計のことだけでなく

社会に出たときにきちんと働いて

お金を得られるように 

労務についても考えられるように

という 親としての思いに

心動かされますし

 

 

就労支援施設でも

勤務していた私は

とても関心を持っていました

 

 

働いてお金を得るということは

とても 

自信になることを感じます

 

 

(私も 30歳でようやく定職につき

 看護師の仕事に慣れるのに きつかったものの 

 毎月 お給料が入るということは

 どれほど 心の安定になることかと

 思いました) 

 

 

精神科では

せっかく退院できたのに

お金のやりくりがうまくできず

食費にも困って 結果的に病状が悪くなって 

入院する方もいます 

 

 

親御さん亡きあと

大きなお金の管理で不安になって

入院する方もいます 

 

 

看護師は 

薬の自己管理をステップアップする

支援は 慣れていますが 

 

 

お小遣い や 生活費 のことは 

お預かりする 仕組みはあっても 

使うことに関してきめ細やかな 

成長を促すような 

サポートは なかなか難しいものです 

 

 

精神科の患者さんは 

ちょうど 

就職をしたり社会生活を始める時期に

病気になったり 長期に入院したりして

社会経験の不足から 

うまく 生活費を使うことが 

出来なくなっていることが多いのです 

 

 

 

ただ「管理」するということでなく

自信が持てるように

お金を使う力を伸ばしていける

そんな  関わりができたら

いいなと思います 

 

 

 

「お金を上手に使える」ということは 

地域で自分らしく生活できる 

とても大切な 条件だと 思うのです 

 

 

カードや 電子マネー 通販 

お金の動きが見えづらい 時代

どうやって

金銭感覚 や 物の大切さ 

生活力を身につけることを

応援していったらいいのか 

自分が育った時代とはあまりに違うので

 

 

試行錯誤 の連続です  

 

 

本当に欲しいものを 

自分のお金でやりくりして買えたという経験は

自信につながるなと思います

 

 

パソコンを買えて 

「ようこそ」という画面に

 ニコニコ していた 

 S男 さんの  顔が忘れられません 

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アパートでの生活を始めて 

通販の買い物が止まらなくなった方もいましたが

 

 

何十万の返済 これは 一緒に 

法律相談や 消費者センターや

様々な機関へ 同行して 

救済するところは救済していただき

ご本人に 

分割で返済したり

返品できるものは返品したり、

責任をとるべきところは 

責任を果たしていただき 

 

 

そうするうちに

「幻聴が “買え”というから」

とは言われなくなりました

 

 

一緒に 家計簿 というか 

お小遣い帳を付けることを

続けて

とても 几帳面な方であることも

分かりました 

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本当の気持ち 

Y子 さんは 

働きたいと思っていたのですが

働く を応援する 

ぴったりの資源が 近くにありませんでした

 

 

ちぐはぐな 支援計画になっていて

Y 子さんはストレスを

ためていたのだろうなと

思いました

 

 

働くこと

お金を上手に 使うこと

 

 

多少失敗はしても  大丈夫 

そこから学んで 

自分らしく暮らしていける 

応援をしていきたいなと思います  

 

 

自分の子どもには

仕事ばかりで寂しい思いをさせているなと思うと

おもちゃを ねだられて

かけひきしつつも 根負けして買ってあげて 

 

 

物を大事にしないのを見て 

つい甘くなっていたことを 

反省したりの毎日 です

 

 

お金の講座を受講してみて 

小学生になって

お小遣い や お駄賃 といったものを

考えるときに 

 

もっと大きくなって 家庭内アルバイトや

社会でのアルバイトを考えるときにも

 

判断の軸がひとつ 出来たかなと思います